晩秋の北海道の旅
Vol. 119 - Part 4
2017/10/14
Part 1 / Part 2/ Part 3 / Part 4 / Part 5 / Part 6 / Part 7
Map plan / Map result
日付 Part 行動概要
9/30 1 自宅 -> 大洗 -> 苫小牧 (フェリー泊)
10/1 1 苫小牧 -> 襟裳岬 (泊)
10/2 2 襟裳岬 -> 帯広 -> 三国峠 -> 層雲峡 (泊)
10/3 3 層雲峡 -> 三国峠 -> 足寄 -> 阿寒湖 -> 摩周湖 -> 斜里町 (泊)
10/4 4 斜里町 -> 知床五湖 -> 知床峠 -> 羅臼 -> 標津 -> 根室 (泊)
10/5 5 根室 -> 納沙布岬 -> 落石岬 -> 霧多布岬 -> 釧路 (泊)
10/6 6 釧路 -> 狩勝峠 -> 富良野 -> 美瑛 -> 旭岳 -> 旭川 (泊)
10/7 7 旭川 -> 小樽 -> 積丹半島 -> 小樽-> 苫小牧 -> 大洗 (フェリー泊)
10/8 7 大洗 -> 自宅
斜里町清里で泊まった宿
 TYIZさんに紹介頂いた宿に泊まったが、2食付きでリーズナブルな価格、質素だがとても清潔で、静かな良い宿だった。朝の気温は5℃位と、今までで一番寒い朝だった。前夜の雨で濡れた愛車を拭いたが、手がかじかんだ。

 この日の工程も長いので、できるだけ早く出発したかったので、宿の朝ご飯はキャンセルし、6時に出発して、知床に向かう。
 途中、オシンコシンの滝に立ち寄り、写真を撮って先に向かう。左手にオホーツク海を眺めながら、気持ちよく先に進む。 
オシンコシンの滝
知床五湖(写真は一湖)
 時間も限られているのでウトロの街は通過し、知床五湖に向かう。現在、五湖巡りをするには、現地で約15分間の講習を受けなければならない。ビデオが中心だが、マナー、ヒグマに遭遇した場合の対処法等のレクチャーを受け、許可証を受領し、立ち入ることができた。

 ただ、残念なことに、台風の影響で倒木が酷く、二〜五湖は立入禁止中で、一湖のみの散策であった。

 ここでは、入山許可の要らない展望デッキで、数百人の韓国人観光客に遭遇した。韓国に行ったかのような錯覚を覚えるのであった(苦笑)。
 世界遺産に登録されたことで有名になり、多くの外国人観光客(主に中国、台湾、韓国)が押し寄せるようになり、昔のような静かな知床とはほど遠く、若干、興ざめしたというのが、偽らざる印象であった。知床に移住しても良いと思っていたが、その想いも消え失せようとしている。

 その後、朝より通行止めだった知床峠が午前7時半に開通したので、早速、羅臼に向かうことにした。峠に到着すると、羅臼岳は霧の中で、まったく姿を見せてくれず、かなりガッカリした。
雄のエゾジカ
知床峠にて
(背後の羅臼岳は濃霧で見えず)
 それでも、羅臼町への下りでは、綺麗な紅葉が一面に広がっており、心を和ませてくれた。羅臼町に到着し、ヒカリゴケの名所に寄ると、洞窟崩落の危険がある為、全面閉鎖されていて、とても残念だった。その後、半島最深部の相泊まで行き、海岸の露天風呂に入ろうかと思ったが、こちらも倒壊しており、入ることができる状態ではなかった。
 この日は、標津在住のNSX仲間に会う約束をしていたので、少し早かったが、お邪魔し、途中で合流したTYIZさんも含め、4人で3時間程、車談義に花を咲かせたのであった。

 お二人とはここで別れ、我々は、野付国道(244号線)をたどり、途中より降ってきた雨宿りを兼ね、風蓮湖の脇にある道の駅スワン44ねむろで1時間程、休憩した。

 その後、止まない雨の中、今日の宿がある根室市街地に向かった。
羅臼町相泊にて
(背後の山は国後島と択捉島)
Part 5
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