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荒川登山口
土砂崩れの影響で、路線バスはこの駐車場の手前数百m
までしか入ってくれない |
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島内滞在中、レンタカーを借りていたが、現在、荒川登山口へのマイカー乗り入れは規制されており、バスかタクシーでの入山となる。
バスは朝夕1便しかなく、バスを利用して入山する場合、縄文杉トレッキングはバスの時刻に合わせて行動することが強いられる。
前日に投宿先経由で朝食と昼食の手配をしておいた。当日はバスが手配したお弁当屋さんの前で停止してくれるとのことであった。
4時30分起床、前日の宮之浦岳登山の疲れが癒えておらず、足腰の痛さに布団から起きあがるのに一苦労した。バス停まで5分ほど歩き、定刻にバスに乗車する。バスはほぼ満席だった。途中、注文したお弁当を受け取り、7時少し前に荒川登山口に到着した。
人気のトレッキングルートということもあり、登山口には100人ほどの登山者が出発の準備をしていた。女性用のトイレは大行列となっていた。こういう時は、男に生まれて良かった・・・などと、勝手な解釈をし、出発の準備をする。
既に小雨がぱらついており、これも次第に近づいてくる台風18号の影響だろう。今日も晴れは期待できそうにない。7時に登山口を出発する。
ここから大株歩道入口までの約8kmのトロッコ道をひたすら歩くことになる。それにしても、枕木がむき出しになっているところは、なんと歩きづらいことか。周りの景色に見とれているとつまずきそうになり、登山者にとってはやっかいな道だ。
1ピッチ約45分で小杉谷小中学校跡に到着する。写真だけ撮って先を急ぐ。それでも我々中年登山隊はかなりの人数の人に追い越されてしまう。
昨日にもまして風が強くなっており、途中、何カ所かにある手すりの無い橋を渡る時は、突風が来ないことだけを祈って渡る。
小杉谷の河原には、見たこともないような巨大な石(というか岩と言ったほうが適切?)が点在しており、不思議な光景であった。
出発してから2時間強で、大株歩道入口に到着した。それにしても長い道のりだった。ここで遅めの朝食をとる。雨も本格的に降り出してきたので、雨具装着での完全武装で大株歩道に入った。
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