平成の気まぐれ山行記 2005年9月11日
北海道・知床・羅臼岳(1661m)
2005年9月3日
その3
山頂より国後島を望む
 幸いの天気で、一度は見てみたかった国後島も良く見えた。国後島は島というよりは大陸という大きさだ。距離的にも思っていたより近い印象であった。

 この島は元々日本固有の領土であり、第二次世界大戦が終結するまでは多くの日本人が住んでいた島だ。早く返還されることを念じるばかりである。
羽衣峠付近にて
 頂上からの景色を30分ほど楽しんだ後、12時丁度に下山を開始する。下りはルート脇に咲く高山植物を撮影しながら下るのが、僕の楽しみの一つである。
羽衣峠付近にて
下山途中で見かけたエゾシカ(オス)
 大沢を下っている時、ルート脇で動く大きな物体が居たので、一瞬ドキッとしたが、幸いそれはエゾシカだった。本能的にカメラを向けたが、そっぽを向かれてしまった。ま、人馴れしてるんでしょう。(爆)

 これがヒグマだったら、こんな悠長なことは言ってられないし、カメラなど向ける余裕もないだろうことは容易に想像できる。ともかく、シカで良かった〜。(爆)
羅臼平から銀冷水への大沢の下り
下部樹林帯の登山道脇にて
 山頂から3時間40分で木下小屋に降り立った。いつもながら、ショックアブソーバーの壊れかかった年寄りには下りはつらい。

 ともかく、全員けがもなく舞い戻ることができ何よりだった。

 僕らはここにある無料の露天風呂に入っていくことにした。ここの露天風呂は脱衣場も何もないので、ちょっと躊躇したが、最終的には中年の開き直りで(爆)、スッポンポンになってドボンということになった。
下部樹林帯の原生林
 風呂は段々畑のように3段になっており、ぬるめのお湯であった。

 入浴中、うら若き乙女二人が見物に来た。まさか入るまいと思っていたが、我々の予想に反して衣類を脱ぎ始めたではないか。

 まさか・・・とは思っていたが、もちろん水着を着ていたので、ホッとしたような残念なような複雑な思いであった。(爆)

 我々はスッポンポンなので、おいそれとは湯船からあがれないではないか。
岩尾別温泉・ホテル地の涯の駐車場
この写真の奥のほうに無料の露天風呂がある
 このアンフェアな状態に、我々中年登山隊は、しばし湯船からあがれない状態に陥ったことをおくびにも出さず、さも、温泉を満喫しているかの涼しい表情を装っていたのだった。

 かといって、このままいつまでも湯船に浸かっていれば、いつかのぼせて倒れる羽目になること必至で、こうなれば更に見苦しい結末が待っているのは容易に想像できた。
ホテル地の涯の無料露天風呂
写真は2段目の湯船
 我々はまたまた中年の得意技である開き直りを行使し、あらわな姿で正々堂々と湯船から出たのであった。

 それにしても、最近の若い女性は度胸があるというか、なんというか、我々中年登山隊は最後になって心臓の耐久試験をしながら、今日一日の登山を締めくくったのであった。(爆)
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