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助手席足下のフットバスユニット |
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2007年1月にヘッドユニットをALPINEのMDA-W925JSという2DINに変更した。(詳しくはこちら)
最近、HONDAのフィットに乗っているが、オーディオを聴いてショックを受けた。NSXのオーディオの音に比べ、あまりに音が良いからだった(苦笑)。
ALPINEのヘッドユニットは出力インピーダンスが通常の4Ω、NSX純正のBOSEスピーカーシステムのインピーダンスは0.9Ω程、そのまま接続するとミスマッチングで、ヘッドユニットの出力トランジスタを傷める恐れがあるので、3Ω程の整合用パッドを直列に入れ、見かけ上のインピーダンスを整合させて使っていた。
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でも、この手の策は、いわば、水道ホースの出口を指で摘んで流れ出る水を抑えているようなもの・・・(苦笑)。やはり、4Ω系のスピーカーに交換するのがベストです。
ということで、重い腰を上げ、スピーカーシステムを変更することにした。
とりあえず、フットバスとリアスピーカーは諦め、左右のドアスピーカーのみを交換することにした。フットバスとリアスピーカーは、少なくともハーネスを外しておく必要があるが、軽量化のことも考えて、ユニットそのモノを取り外すことにした。 |
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取り外したフットバスユニット |
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センターバルクヘッドパネルを外した所 |
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フットバスは何度か取り外しているので、簡単に取り外すことができた。
リアスピーカー(ツィーター)は外したことがないので、構造を見ながらの作業です。センターアームレストを外し、アッパーバルクヘッド、左右のバルクヘッドパネルを外す。ネジx5本を外し、2Pカプラの接続を外せば、センターバルクヘッドパネルを取り外すことができる。 |
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メインコンピュータがむき出しになる。なるほど、こんなところに収まってるんだ〜。もう使ってないけど、クルーズコントロール制御ユニットもこの背面にある。
ツィーターをパネルから取り外し、あとは元に戻せば取り外し完了だ。搭載しているALPINEのヘッドユニットは4チャンネル出力なので、左右のドアスピーカ以外に、リアスピーカとフットバスも鳴らすことが可能だ。
でも、しばらくはドアスピーカだけで、音を楽しむことに決めた。 |
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センターバルクヘッドパネルとツィーター |
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運転席の後部 |
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取り外したリアスピーカー(ツィーター) |
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さて、ドアに付けるスピーカーの選定に少し悩んだが、低音が出るように、17cm口径の2ウェイスピーカーにした。ALPINEのSTE-170Cという手頃な値段のモノをネットで購入した。(2ヶで1万円弱です。)
問題はドアへの取り付け方法だ。バッフルボードを自作しようかとも考えたが、大変なので、ネットで見つけたIMPRESSIONという会社で販売しているNSX専用のモノを購入した。取付用の部品やハーネスを含めて、\17,000(アップグレード)だった。 |
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取り付けるスピーカーとバッフルボード |
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ボードに取り付けた所 |
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まずはバッフルボードにスピーカーを取り付ける。ビビリ音防止の為、スピーカー背面に同封されていたスペーサー用クッション材を貼る。次に、スピーカーに合わせて、ボードに4箇所、ドリルで穴を開け、木ねじで固定すれば、下準備は完了。 |
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まずは運転席側から作業することにし、ドアライニングを外す。何度かやっているので、比較的スムーズに取り外した。
ボーズのドアスピーカーユニットのカプラーを抜き、ユニットを丸ごと取り外す。次に、白いビニール製のホールシールをすべて剥がす。
この際、パワーウィンドウ・コントロールユニットの奥には防水用のプラスチックカバーが取り付けられているので、この部分を残すようにホールシールを切ったほうが良い。 |
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ドアライニングを外した所 |
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ホールシールを剥がした状態 |
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接着剤が残るので、竹のヘラでおおよそを取り除き、濡れタオルで汚れを落とす。
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ネジ受けグロメットをはめる |
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BOSEのスピーカーがあった位置に4箇所の角穴が開いており、うち1箇所はグロメットが入っているので、残りの3箇所にネジ受けグロメットをはめる。スピーカーの端子にハーネスを接続し、スピーカーをこの4箇所の穴を利用して木ネジで固定する。 |
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スピーカーを取り付けた様子 |
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スピーカーのハーネスをカプラーと接続 |
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スピーカからのハーネスは、ドアの中を通して、カプラ近くの穴から引き出し、カプラーのスピーカー端子に接続した。念の為、テーピングをし、カプラーは近くのハーネスに固定した。
ここで、一旦、音が出るかどうかのチェックです。ヘッドユニットの電源を入れ、CDをかけて、ボリュームを上げてみる。出ました。問題なさそうです。
これで基本的な作業は完了ですが、折角なので、デッドニング処理をすることにします。 |
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デッドニングを施すと、位相反転による低域の打ち消しが抑制され、振動する空気が直接、振動板に加わり、歯切れの良い音になる筈です。そのほか、防湿効果もあるので、行ったほうがベターです。
制振材は東京防音(株)のTLL-5010という製品を使いました。軟質アルミフィルム+特殊ブチルゴムで出来ており、厚みは1.5mmです。全ての穴をこれでふさぎます。 |
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デッドニング |
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ドアロックの可動部分 |
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気をつける必要があるのは、ドアロック用の可動部分です。ロッドの可動部にカバーをかけ、ロッドが自由に動けるように処理しておかなければなりません。 |
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デッドニング処理が完了した様子(アルミが赤く見えるのはボディの反射です) |
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これで運転席側の全ての作業が完了です。ドアライニングを元に戻し、インサイドドアハンドルを付ければ完了です。
助手席側も同じ作業を行います。すべての作業を終えるのに8時間ほどかかりました(大汗)。
さて、いよいよ、火入れです(笑)。運転席に乗り込み、ハイテンポなロック調のCDをかけてみます。ボリュームを上げると、ズシン、ズシンとくる迫力ある音が出ました。う〜ん、良いわ〜(笑)。
しばらく聴き惚れてしまいました(笑)。今まで聴き取れなかったようなバックの音も良く聞こえます。我ながら、大感激! あまりに嬉しかったので、作業後、車を外に持ち出し、音楽をガンガン聴きながら、東関東自動車道を爆走しちゃいました(苦笑)。 |
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試走(試聴?) |
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防水対策の実験 |
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■2008年10月12日 加筆
このウェブを見て頂いた方から、スピーカ背面の防水対策が必要では? とのご意見を頂きました。確かに、ドア内部はウィンドウガラスが収納される空間で、ここには水滴や、モールが甘いと水が進入する可能性があります。同じ空間に設置されているドアミラーコントローラがプラスチックケースで覆われていることからしても、防水処理は必要ですね。
ただ、スピーカの場合、背面をふさいでしまうと、音質が変わる可能性が高いですね。ためしに、余っていた制振材を左の写真のように貼って、防水処理をしてみました。こうしておけば、ドア内部に入る程度の水に対しては、充分防水効果は得られると思います。
この状態で装着し、音を聴いてみましたが、低音がまったくといって良いほど出ませんでした。ダメですね。ということで、元の状態に戻しました。
音効果も考えながら防水処理をするというのは、そう簡単ではなさそうですね。まったく妙案が浮かびません。私の場合、雨の日に車を外に出すことはありませんし、車自体の使用頻度も低いので、とりあえず、先の状態のままで使用することにします。水でスピーカーがダメになったら、交換するということで・・・。ということで、あまり高価なスピーカーは付けられませんね。 |
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