2020年10月3日
エアコン用新フィルター装着
Vol. 160
入手したフィルター
  NSXはかつてホンダのフラッグシップモデルだったが、そんな高級車であるにも関わらず、なぜか、エアコンのフィルター設定が無いのだ。だから、外気導入にすると、落ち葉や粉塵がエバポレーター内に入り放題で、その空気を吸うドライバーは、たまったものではない。今でこそ、数社からNSXエアコン用フィルターなるものが市販されているが、昔はそのようなモノは無かった。

 だから、2007年9月、自作でエアコン用フィルターを製作し、13年もの長きに渡って、NSXに装着してきた。もちろん、フィルターは汚れるので、その間、数年に一度はフィルター素材のみ新品に交換してきた。
 最近、ネットサーフィンをしていた際、比較的安価なNSXのエアコン用フィルターを見つけたので、早速、取り寄せて付けてみることにした。パシフィック工業という会社が国内で製造販売している製品だ。入手したのは活性炭入りのフィルターで、Amazonで送料込みで3,660円だった。活性炭の入っていない通常のタイプもあり、こちらは1000円ほど安い。

 手にして、まず感じたのはその構造で、すべて紙製で出来ている為、骨格が柔らかく、風圧によりエアコンダクト内に吸い込まれてしまうのではないかという懸念だった。なお、フィルター自体の構造はしっかり造られているように思う。
フィルター本体(黒の縁が上側)
新しいフィルターを装着した状態
 早速、取り付けててみると、フィルターの外形がダクト内径より少し大きめに出来ているようで、左の写真のように、ダクト上部に隙間無く収まった。フィルターの上縁に付いている黒いスポンジが、ストッパーとなり、簡単にはダクト内部には吸い込まれないようで、ひとまず安心した。

 この値段であれば、さほどの負担にはならないので、1年に1回あるいは10,000km毎に1回は交換したいと思う。