紅白饅頭隊・八ヶ岳山麓の旅
Vol. 37
2007/11/17-18
甘楽町にある松井家の遺構
約1年ぶりの紅白饅頭隊出動だ(笑)。といっても、今回、Yさんはご自身の02Rは出動させず、僕の車に同乗して出発することになった。

 柏駅でYさんを広い、関越道の高坂SAでMさんと合流した。Mさんは買ったばかりのTOYOTA AVENSISを転がして来た。この車はイギリス生まれの逆輸入車だそうだ。

 下仁田ICで降りる予定だったが、甘楽PA付近で車両火災があり、上信越自動車道は大渋滞、予定を変更して吉井ICで高速道路を降りた。
 甘楽町を通過中、松井家の遺構に立ち寄る。江戸時代の名家だそうで、江戸中期に建造された農家の建物が良く保存されていた。

 下仁田から国道254号線を走り、内山峠へと向かう。途中、国道沿いの蕎麦屋に入り、天ざるを食べた。
国道254号線(旧道)
国道254号線(旧道)から眺めた紅葉
 途中から旧道に入り、紅葉の中を峠へと向かう。時期的には、少々、紅葉のピークは過ぎているようだったが、それでも木々が見せる色とりどりの紅葉は素晴らしかった。
 内山峠を越え、佐久方面へと国道を下る。この辺りは、色づいた山々が広がり、なかなか広大な景色だ。車を停め写真を撮りたかったが、停止させる場所がなく、少し残念だった。
My LadybirdとAvensis
My Ladybirdを運転中のYさん
 途中で02RオーナーのYさんに運転を代わってもらった。自分の車の助手席に乗って走るのって、もしかして初めてかも?(笑) 見慣れない角度での車内風景もなかなか新鮮なものだ。思わずカメラでパチリ!(笑)

 ところで、Ladybirdとは、英語でテントウムシのこと。この言葉の響きが好きなので、最近、自分の車をこう呼んでいるのだ(笑)。
 中込から国道141号線に入り南下する。あいにく、八ヶ岳方面は雲に覆われており、景色が拝めないのが残念だったが、反対側の東側の山並みは、なかなか綺麗だった。
国道141号線沿いの景色
国立天文台野辺山・宇宙電波観測所
 野辺山で、国立天文台野辺山・宇宙電波観測所に立ち寄る。ここを訪れたのは初めてだ。

 まず目に入って来るのは、直径10メートルの可搬型パラボラアンテナ5基で構成された10m5素子干渉計だ。これらは東西南北に約500m移動し、天体のシャープな電波写真を撮影することが出来るそうだ。アンテナの位置は0.1mmの精度で制御できるらしい。
 さらに敷地内の奥に進むと、目に飛び込んでくるのは巨大なパラボラアンテナだ。直径45mの電波望遠鏡だ。どう形容していいか判らないが、とにかくバカでかくて凄い! 右の写真の下に人が歩いているので、それと対比すれば、このアンテナの大きさが判る。
直径45mの巨大電波望遠鏡
清里・東沢大橋
 清里に入ると、道路の端々に消防服を着た人達が立っており、何事かと聞けば、夜、花火大会があるという。へ〜、こんな寒いときに・・・と思ったが、どうも町おこしの一環らしい。

 この日は、清里のホテルに投宿し、温泉に浸かりながら、深夜まで友と話し込んだ。
 朝、5時半頃にホテルを出発して、夜明け前の八ヶ岳高原ラインを走った。車もいないので、気持ちの良いドライブだった。
夜明け前の富士山
朝陽に染まるMy Ladybird
ホテルに戻り、皆でゆっくりと朝食をとった後、9時頃にホテルをチェックアウトし、吐竜(どりゅう)の滝というのを見に行った。駐車場から徒歩で10分ほどだった。伏流水が見せるなかなか優雅なナメ滝だった。
 その後、清里でペンションを経営する僕の旧友宅に立ち寄り、1時間ばかり話し込み、渋滞を避ける為、お昼頃には帰路についた。

 時期的には少し遅めの紅葉ツアーだったが、楽しい2日間を過ごすことができた。
吐竜(どりゅう)の滝
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