筑波サーキット コース 1000
Vol. 15
2006/11/22
コース1000の駐車場
 11月22日にkSP主催のタイム計測走行会が筑波サーキットコース1000で催されたので、急遽、参加させて頂いた。

 当日は秋晴れという絶好の天気。筑波サーキットは自宅から40km程で行ける最も最寄りのコースなのだが、過去、訪れたことはなく、ましてコース走行するのも初体験である。

 自宅を6時頃に出発、一般道を経由して7時半過ぎに現地に到着した。既に、10台ほどの参加者が走行の準備中であった。
 
 コース1000はその名の通り、全長1039mのショートコースだ。メインのコースは全長2045mのコース2000だが、今回、こちらでの走行は無い。

 参加車両は計42台。うち、NSXが17台、KSPのTYIZ号を入れると18台もの参加で、結構圧巻である。ただ、顔見知りの人は数名のみ、ほとんどの方は初対面であった。

 5クラスに分かれ、それぞれのクラス毎に15分ずつ交代で走行するようだ。これを5ヒート行うとのことなので、合計で1時間15分、走ることができる計算だ。走行後、1時間は休憩をとれるので、体力的にはさほどきつくはない。
ピットにて走行前のミーティング
コース1000のピット
 8時半より、ミーティングが行われ、走行時の注意点、ルール、マナーが説明され、9時から走行開始となる。

 私のクラスの1ヒート目は10時〜で、計8台のNSXで走ることになった。最初の3周は先導車に従っての完熟走行、その後、フリーの走行となる。

 各自の車には、タイム計測の為の発信器があらかじめ付けられており、走行後にすべての周回のラップタイムがプリントアウトされるシステムだ。
 このコースは一周42秒を切るのが一つの目標のようですが、それなりに練習して腕を磨かないと簡単には出せません。今回の参加者39名中、42秒を切ったラップを出していたのは13名だけでした。それでも皆さん、かなり馴れた方々が多いので、全体的にはレベルが高かったという印象です。初心者の私などは、どう頑張っても47秒を切ることが出来ず、終始モタモタしてました。
駐車場で待機
コース1000 パドック
 この日のベストタイムは38.621秒。これは凄いタイムです。このタイムをたたき出した方は、今年、ジムカーナの全日本チャンピオンになられた方で別格です。走りはさすが・・・というか、速さを感じさせない走りが凄いです。
 このコースはコーナーによっては側壁が近いので、コースアウトして激突・・・ということも充分にあり得ます。別のグループでしたが、走行中、参加車両の1台がコースアウトして側壁近くで停止、レッカーで引き出されていましたが、幸いにして、車両&ドライバー共に大きなダメージはなかったようでした。
自車 photo by TYIZ
コース1000(手前が正面ストレート)
 これを見てから、益々ビビっちゃいまして、益々慎重になっちゃいました。初めてのコースで、いきなり事故ったのでは洒落になりませんので、周りの車両に迷惑をかけない程度に、終始、安全運転(爆)で走りました。

■コース1000での当日のヘボ走行の様子(1周)
 陽も落ちかけた夕方の4時に、すべての走行が終了し、大きな事故もなく、和やかな雰囲気の中で走行会は終了しました。KSPのスタッフの皆様、ありがとうございました。

 余談ですが、この日、サーキット走行中の燃費を計ってみました。アバウトですが、サーキット走行中はリッターあたり約4km程でした(トホホ・・・)。8000回転近くまで回しながらの走行なので、当然といえば当然ですね。(ドライブモニターに記録されていたこの日の最高回転数は7,820RPM、最高速度は136km/hでした。)
最終コーナーからメインストレートへ
Back