ホンダのサポートによる催しとしては最後となるNSX Fiesta Finalが鈴鹿サーキットで開催された。時節柄、参加者全員を対象に、新型コロナの抗原検査が実施され、陰性が確認された方のみがエントリーできた。 　コロナ禍ということで、パーティー等は無く、1 dayの開催となった。主な内容は、屋外でのトークショー、パドックでの車両展示、パネル展示とグッズ販売、有資格希望者によるフリー走行（30分x2本）、コース上での全員による記念撮影およびパレードランが行われた。 　平時であれば、GTマシンや新型NSXでの同乗体験走行等が行われるのだろうが、蜜状態回避の為か、今回のイベントでは一切無かったのが、なんとも寂しかった。 　個人的には30分のフリー走行を申し込んでいたので、それなりに楽しむことができた。
会場で久しぶりに、初代NSXの開発責任者の上原繁さんにお会いしたので、愛用のヘルメットに直筆のサインを頂いた。今後、お会いする機会も少なくなるだろうから、良い記念となった。 　後は、既知の友人との会話を楽しみ、イベントは17時に終了となった。今後はFiestaに代わる催しが、複数のNSXクラブによる開催が計画されているそうなので、興味のある方はこちらでウォッチされたい。 　フリー走行時、鈴鹿サーキットを走るのは初めてという若者がいたので、最初の3ラップのみ先導させて頂いた。この時の走行動画はこちらでご覧頂けます。慣熟走行および走行ラインの確認が目的なので、ラップタイムは3分13秒とゆっくりです。