お花見ミーティング in 鈴鹿
Vol. 134
2020/3/15-16
レーシングコースにて
 恒例のお花見ミーティングに参加した。参加台数は25台と多かった。先般のコロナウィルスの影響で、政府要請を受け、現在、遊園地は閉鎖されている為、園内は閑散としていた。ミーティングの食事もウィルス感染予防の為、3食とも従来のビュッフェスタイルから、個人毎の料理に変更されていた。講義の会場も従来の3倍位の広さの場所で、参加者間のスペースを大きく確保し、出入口のドアも開けたまま、換気の良い状態で行われた。

 朝食前の南コース走行はあいにくの雨であった。レーシングコース走行時は直前に降ったミゾレにより、路面温度が数℃の悪コンディションの中で走行が開始された。しかし、途中より青空が広がってきて、2時間の走行時間のうち、最後の30分程は、ほぼドライの状態で走行できた筈である。ここでなぜ「筈である」という表現を使ったかというと、

 実は、レーシングコースの走行開始後、30分程して、ステアリングに異常を感じた為、一旦ピットインし、フロントタイヤのナットを締め増し、走行再開した。しかし、症状は改善されず、ステアリングを右に切ると、ハンドルの中心軸が左方向に2cm程動き、ステアリングを左に切ると、ハンドルの中心軸が右に2cm程動くという、とても奇っ怪な症状だった。この症状が出ている時のS字の走行動画をこちらにアップする。この時点では何が起きているか判らず、怖くて運転できる状態では無かった為、残り1時間の走行を残して、自主的に走行を中止した。その後、ミーティングは予定通りに進み、14時に散会となった。その後、恐る恐る470kmの道のりを自走で帰宅した。

 翌日、行きつけのショップに相談すると、典型的なステアリングコラムの故障だということが判った。衝突事故の際、ドライバー保護の為、進行方向に強い衝撃が加わると、固定パーツを破壊しながら、ステアリングが前方に引っ込む安全構造になっているようで、これは事故で無くても、ハンドルを強く前に押しつけたりすることを繰り返すと、この状態になってしまうことがあるそうだ。

 こうなると、コラムユニットの交換あるいは修理が必要だが、現在、メーカー在庫が欠品状態で、供給の目処がたっていないとのこと。これは困った・・・と思ったが、ショップでは独自に開発した方法にて、このトラブルを治すことが可能とのことだったので、とりあえず安堵した。2時間程の作業で対応できるそうなので、後日、日帰りで修理をお願いすることにした。
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