2007年6月1日
クロックサーモ組み込み
Vol. 56
灰皿ユニット
アルミの金具は新たに製作したモノ
 内外温度計付の電波時計(クロックサーモ)を灰皿の蓋の上に付けましたが、出っ張りがシフト操作時に気になる為、灰皿ユニットのスペースにこのクロックサーモを組み込むことにしました。

 もちろん、灰皿は外しますので使えなくなります。車内でタバコは吸わないので、特に問題はありません。また、シガープラグ用ソケットも無くなってしまいますが、こちらは無いと不便なので、別の場所に付けることにします。
 灰皿ユニットを外し、シガープラグ用ソケットと電球を取り外します。灰皿も取り出します。そうすると、上の画像のような状態になります。

 この時点で、クロックサーモをどのように取り付けようか、結構悩みました。というのも、この灰皿ユニットは奥にあるビスx2本で車輌に固定する構造なので、ここを塞いでしまうと、ユニット自体が車輌に固定できなくなってしまいます。

 最終的にはL字のアングルを製作し、クロックサーモはここに両面で固定し、新たにフロントパネルを製作することにしました。
型紙を製作
パネルの内側
 アルミ板を切り、L字型に加工し、ユニットの上側にバカ穴を2ヶあけ、6mmのビスとナットで、このアングルを取り付けます。次にパネルですが、まずは型紙を製作し、正確に寸法を出します。これを基に、発泡塩ビを切ってフロントパネルを製作します。発泡塩ビは初めて使いましたが、加工が楽なので便利です。難点はキズが付きやすく、ツメなどで押すと基に戻らないので注意が必要です。

 発泡塩ビのままだとチープな感じなので、とりあえず、黒のクラフトシートを貼って、見栄えを良くしました。
 フロントパネルの固定方法ですが、コンソールパネルの両サイドが内側に少し出っ張っているので、ここに両面テープを貼り、固定することにしました。ただ、このままですと、両サイドのみの支点になるので、上部にアルミ板を加工した支点を設けました。こうすれば、上からフロントパネルを余程強く押さない限り、役目は果たしてくれると思います。
製作したパネル
表面はクラフトシートを貼っている
パネル装着状態
 製作したフロントパネルをコンソールパネルに入れてみます。型紙をきちっと製作していたので、サイズは一発でOKでした。

 さて、いよいよ車輌へ組み込みます。まず灰皿ユニットを車輌に固定します。(ほんとうはこのユニットはコンソールパネル側に付けなければいけないのですが、取り外しの時、結構、面倒なので、コンソールパネル側には固定しません。)
 次にコンソールパネルを入れ、クロックサーモをセットし、同時にフロントパネルを組み込みながら、お互いの位置を微調整し、最後に両面テープ部を強く押さえれば完成です。

 素人の日曜大工にしては、まずまずの仕上がりになりました。これで。シフト操作もクロックを気にすることなくできます。
クロックサーモ組込後
クロックサーモ組込後
クロックサーモ表示部
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