2006年12月29日
ダウンフォース(ダウンサス)
Vol. 44
ZOOMのダウンフォース(ダウンサス)
 サスペンションのスプリングをZOOMのダウンフォース(ダウンサス)に交換しました。

 最近になって、凹凸のある路面を通過した際、少しゴツゴツとした感じがしていました。走行距離はまだまだ少ないですが、年数が経っているので、ひょっとしてサスペンションの吸収性能が落ちてきているのかな? と感じていました。

 この為、まずはスプリングのみ交換してみようということで、また、同時に車高も少し下げたかった為、ダウンサスに入れ替えてみました。

 交換したZOOMのダウンサスは、ダウン量保証、3年間ヘタリ保証の製品です。

 NSXの場合、スプリング交換を行った際は、必ずアライメント調整が必要で、スプリング代より脱着料と調整料のほうが高いのがたまにきず・・・です。

 メーカが保証しているダウン量は20mm迄となっていましたが、実際には30mm程下がったようです。交換前は、タイヤとタイヤハウスの隙間に拳(こぶし)が入る程でしたが、交換後は指が2〜3本位入る程度で、ちょうど良い感じです。

 スプリングを交換後、純正リップと路面との隙間を測ったところ、11.5cm程でした。(交換前に測るのを忘れたので、比較ができませんが・・・。)

 色がもう少し何とかならないか・・・という意見もありましたが、ま、見えない場所なので・・・(爆)。


アライメント調整中・・・なか?
交換前(下)と交換後(上)の比較
アライメント調整後の結果
 乗り心地ですが、ノーマルのスプリングよりマイルドな感じで、以前のようなゴツゴツ感はほとんど感じなくなりました。今まで付いていたスプリングが疲れていたのかもしれません。

 橋の繋ぎ目やマンホールのフタの上を通過する際も、結構良い感じで通過できます。少なくとも街乗りでは、車高も下がって格好も良くなりましたので、なかなか良いんじゃないでしょうか・・・。

 サーキットではまだ走っていないので、現時点では何とも言えませんが、今まで以上に前傾姿勢が強くなっているとすると、コーナーでオーバーステアが出やすくなるかもしれませんね。
■加筆(2007/1/26)
 換装当初は快適だと思っていましたが、路面の段差を通過する際、車がバウンドすると、時々ですが、「ガチャ!」という音が発生しているのに気づきました。色々と調べたのですが、どうもダウンサスのスプリングが縮む時に、スプリング同士が当たる音のようです。

 純正のスプリングには、音の出そうな場所に成型されたゴムがはまっています。取り付けたスプリングにはゴムはないので、多分、これが原因です。異音対策用のゴムを購入して取り付けてみましたが、少しは効果があったものの、完全ではありません。気になり出すと結構耳障りで、なんとなく気持ちよく運転ができません。3月初旬にもてぎに走りに行くので、ここで転がしてみて、車輌のバランスが悪いようなら、ダウンサスは早期に止めるかもしれません。やはり、ダウンサスというのは中途半端なのかな・・・。何れは、KSPさんがNSX専用に開発した車高調に交換するつもりではおりますが・・・。

■加筆(2007/2/4)
 後日、普段乗り用に用意している17インチのホイールをフロントにつけたら、ステアリングを目一杯右に切った時、右側のタイヤのみ奥のタイヤハウスに接触していることが判明。ダメだこりゃ、ということで、市販のゴム製のスペーサをスプリングにかませ、フロントのみ1cm程、車高を上げました。これでどうにか接触は回避しましたが、新品のタイヤにしたらまた接触するかもしれません。サーキット走行用の16インチホイール(フロント)はタイヤハウスへの接触は無いようなので一安心ですが、やはり不安はぬぐえませんね。ダウンサスってやっぱこういう問題が出てきちゃうことがあるので、今の車の使用目的からするとちょっと無謀だったのかもしれません。やってみないと気がすまない性格なので、良い勉強になりました。
交換後の横顔
Back