2006年10月15日
ウインカーユニットのコンデンサ交換
Vol. 38
コラムカバー付近
(矢印付近にウインカーユニットがある)
 先週に引き続き、今度はウインカーユニットのコンデンサを交換することにしました。とりあえず、コンデンサ交換はこれが最後です。

 ウインカーユニットは左の写真の矢印で示す付近にセットされていますので、コラムカバーを外す必要があります。

 まずは、ハンドル真下のハンドルコラムを外します。次に、コラムカバーの下半分を外します。ここまでは比較的簡単に外せます。
 次に、上側のコラムカバーを外します。このカバー奥には配線を固定しているクリップがはめ込まれていますので、外すのに少しコツが要ります。力任せに引っ張ると、カバーを割る恐れがあるので、ゆっくりと根気よく外します。

 と、簡単に書きましたが、上のコラムカバーを外すのは初めてでしたので、ここまでの作業で1.5時間も費やしてしまいました。

 難儀してカバーを外すと右の写真のように、ハンドルコラムがむき出しになります。
コラムカバーを外した状態
ウインカーユニット
 左の写真の矢印で示したのが、ウインカーユニットです。ハーネスを外し、ユニットを固定しているビスを外し、カバーを取り外します。
 右の写真がウインカーユニットのカバーを外した状態です。基板からスイッチへの配線がありますが、コネクタが使われていないので、スイッチも同時に外します。

 これで、ようやくウインカーユニットの基板が外れました。へ〜、ALPS製なんですね〜。
ウインカーユニットの基板
ウインカーユニットの基板
 この基板には電解コンデンサが4ヶ付いていますので、これを交換します。

 付いていた4ヶのコンデンサのうち、2ヶは何故か耐熱85℃のモノで、他の2ヶは105℃のモノでした。間違えた訳じゃないでしょうが、なんか中途半端・・・ですね。

 あらかじめ用意しておいた耐熱105℃の電解コンデンサに4ヶとも交換しました。(下の写真は交換後)
 あとは、今までの作業を逆に辿って、組み込みます。途中、下のコラムカバー奥のツメを割ってしまい、あわてて対策を施した為、すべての作業が完了するまで、5時間ほど費やしてしまいました。いや〜、たかがコンデンサx4ヶの交換に、こんなに時間がかかるとは・・・。

 イグニッション・キーを入れ、ウインカーの動作確認をして作業完了です。これでコンデンサの液漏れの心配は10年位は無いでしょう。
コンデンサ交換完了
(黒いほうのコンデンサは耐熱85℃だった)
Back