2006年9月24日
カーナビ本体をグローブボックス内に収納
Vol. 36
 NSXのシート下はほとんどスペースが無く、ここには手も入りません。コインでも落とそうものなら、取り出せない貯金箱のようなもので、そりゃもう大変です(爆)。カーナビを付けた際、本体の置き場が無くて、仕方なく助手席の足下に置いたままになっていました。でも、やっぱり邪魔だし、車が横転でもした際は、自分の顔に飛んでくるかもしれないので、気にはなってました。この週末に、友人を助手席に乗せて1泊でドライブする予定なので、それまでにきちっとしようと思い立ち、急きょ、ナビ本体をグローブボックス内に収納することにしました。

 まずはグローブボックスを取り外します。外すのは初めてでしたが、比較的簡単に取り外すことができました。ナビ本体を取り外したグローブボックスに入れてみます。やはり、少しはみ出してしまって入りません。これはボックスをカットするしか無く、2枚目の写真のように、ボックス奥の上部を大胆にカットしました。グローブボックスはABS樹脂で出来ているようなので、ホームセンターなどで売っているアクリルカッターを使えば簡単に切れます。

先ずはグローブボックスを外します
(下にあるのがナビ本体)
グローブボックスの奥を大胆にカットし、ナビ本体を入れる

 これでナビ本体は収まりました。グローブボックスを一旦収めてみて、奥のエアコン用ダクトへの緩衝が無い事を確認します。念のため、ナビ本体は、銅板を切ってステーを造り、ボックス本体にネジ止めで固定しました。(でも、DVD-ROM等を交換する時は、ボックスを取り外さないといけないので、ちょっとやり過ぎかな? ま、その時はその時で考えることにします。)

念のため、ステーを自作し、グローブボックスに
本体を固定しました

 このナビ本体にはジャイロコンパスが入っている為、車の進行方向に対して配置する向きが決まっています。ナビ背面が手前にくるようにセットします。こうしておかないと、トンネルの中などでGPSが衛星電波を受信できない時、ナビが正しく動いてくれません。

 後は、もの凄い状態になってしまっているタコ足配線を整理して、穴を開けたグローブボックスの後ろ上部より中に引き込みました。表示モニタからのワイヤーは視界に入る部分が最少になるように、グローブボックス横に小さな穴を開け、ここから中に引き込みました。このワイヤーが蓋の開閉の障害になるかも? と心配しましたが、どうにか問題なく開閉可能でした。後はカバー類を元の状態に戻して作業完了です。ナビの動作チェックもOKです。と、簡単に書きましたが、正味6時間程の作業でした。これで、助手席がとってもスッキリしました。

配線の組み込み作業
こんな感じでスッキリ収まりました。本体の上にあるのは
ダイバーシティユニットです。
メガネなど少しのモノなら収納可能です。でも、本体から
熱がでるので、詰め込みすぎは禁物です。
表示モニタからのワイヤーを通すところが無かった為
グローブボックス横に穴を開けて通しました

 実は、昨日まではこのナビ本体をトランクルームに移動するつもりで、表示モニタの延長コードなどを購入していましたが、トランクにセットすると4本もあるテレビ用アンテナの処理が大変で、テレビは諦めるしかないな〜って思っていました。でも、良く考えると、アンテナが無いとVICS機能も死んでしまう訳で、これは少々問題があるな〜ということで、設置場所を急きょグローブボックスに変更しました。ここだとフロントガラスに貼っているシールアンテナも延長せずに引き込めます。また、ナビは熱を発するので、放熱&冷却も考えておかなければなりません。とりあえずは、ボックスにあけた穴の上部の隙間から自然対流で熱が逃げることを期待していますが、あまり熱がこもる場合は、ボックス内に排気(あるいは吸気)用ファンを付けるつもりです。

運転席側から見るとこんな感じです
これで助手席の足下がスッキリしました
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