2006年7月16日
室内温度センサーを清掃
Vol. 23
 エアコンが動作中、センターコンソールパネル付近より、カラカラというかすかな異音が聞こえてました。薄々、温度センサー用ファンの音だろうと思っていましたので、センターコンソールパネルを外して、温度センサーのユニットを取り外してみました。センターコンソールパネルを外すことができれば比較的作業は簡単です。センサーはネジx2本でパネルに取り付けられていますので、まずこのネジを外しユニットをパネルから取り外します。すると、温度センサーの半導体が見えます。(写真3)

 ゲ〜! ホコリがビッシリとセンサー本体にこびり付いています。さらに、ユニットのネジx2本を外すと、ユニットを2つに分解できます。ファンとモーターにもホコリがビッシリと付いています。(写真4&5) 綿棒でこのホコリを丹念に取り除きます。その後、アルコールで綺麗に清掃します。最後に、ファンモーターの軸にスプレー式グリスを塗ります。これで大丈夫でしょう。ユニットを元通りに組み立てます。ファンを取り付ける際、ファンの軸が動きますので、適切なポジションになっていないとファンが廻らない場合がありますので注意が必要です。組み立て後、念のため、息を吹きかけてみて、ファンがスムーズにまわることを確認します。

 パネルにユニットを戻し、センターコンソールパネルを組み戻せば組み立ては完了です。イグニッションキーをオンにし、エアコンを動作させ、センサーユニットから異音が出ていないことを確認します。念のため、線香やタバコの煙を吸入口に近づけ、煙が吸い込まれていることを確認すれば作業は完了です。これで異音はなくなりました。温度センサーも本来の感度を取り戻したと思います。このセンサーの空気吸入口にはエアーフィルターが取り付けられていないので、どうしてもホコリがセンサー本体に付着します。1〜2年に1回位は清掃したほうが良いかもしれませんね。

1. 温度センサーの空気吸入口 2. 温度センサーユニットの外観(清掃前)
3. 温度センサー(清掃前) 4. 温度センサーのファンモーター(清掃前)
5. ファン(清掃前) 6. 温度センサー(清掃後)

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