2001年12月1日 作成
八ヶ岳 赤岳西壁 主稜登攀
1978(S53)年3月18日〜21日
3月18日 新宿発 23:55
3月19日 茅野〜(タクシー)〜美濃戸口〜(4H)〜行者小屋付近にBC設営 13:00〜15:00 雪上訓練 (幕営)
3月20日 05:00起床/06:00発〜(西壁主稜登攀)〜赤岳 10:30〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜BC 14:30 (幕営)
3月21日 06:00BC発〜阿弥陀岳 07:30〜BC 08:30〜美濃戸口〜(新宿直行バス)〜新宿
メンバー: 渡辺(CL)、山下(SL)、山口、渡辺(和)、浜口、松本
会費(交通費/食料費): \7,000/一人 ※山行計画書&報告書有り
赤岳西壁・主稜を進むYさん
 3日連休を利用して、6名で八ヶ岳に行った。一人は1日遅れて入山する。

 初日は、茅野よりタクシーにて美濃戸口まで入り、ここから4時間半の所要で行者小屋に到着する。午後は時間があったので、付近の沢で雪上訓練を行うが、風雪ひどく15時に切り上げてBCに戻った。

 入山2日目は5時起床、同行の女性1名が体調不良の為、テントキーパーに残し、男性4名で赤岳に向かう。僕と先輩の2名は赤岳西壁・主稜を登攀し、他の2名はノーマルルートより登り、10時30分に赤岳山頂で合流する。

 その後、横岳、硫黄岳へと縦走し、赤岳鉱泉経由で、14時30分にBCに到着した。この日、他の1名が入山し、BCで合流する。

 3日目は、6名にてBCを6時に出発、ノーマルルートより阿弥陀岳に登る。7時30分に頂上に到着し、展望を楽しんだ後、8時30分にはBCに戻る。その後、BC撤収後、美濃戸口から新宿直行バスで帰路についた。この山行は幸いにも好天に恵まれて、なかなか良い3日連休を過ごすことができたのであった。

編集後記
 手元の記録をひっくり返してみると、僕はこの山行より会のリーダーをやっていたようだ。それまではサブリーダーとして、山行では常にトップを歩いていたが、リーダは最後尾を歩くのが慣わしだった。理由はメンバー全員の体調や様子を常に観察し、適時に休憩をとる必要があるからだ。やってみるとわかるが、純粋に景色ばかりに見とれている訳にもいかないので、意外と気疲れするのである。

 それともう一つ大事な役目があった。それは最後尾から皆の歩く姿を撮影することであった。たかが写真と思っていたが、いざやってみると、重い荷物を背負っての撮影は結構大変で、ズボラな僕はあまり写真をとらなかった。だから、メンバーからは不評だったかもしれない。この時、僕は24才であった。
赤岳山頂にて(中央が私)
阿弥陀岳への登高
阿弥陀岳山頂にて(全員)
硫黄岳(多分)よりの横岳・赤岳、阿弥陀岳
八ヶ岳ってどこにあるの?
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