2001年8月25日 作成
奥多摩つづら岩(登攀訓練)
1975(S50)年6月
■登攀ルート図
第1日目 武蔵五日市駅〜(バス)〜千足バス停〜BC
第2日目 BC〜つづら岩〜BC〜千足バス停〜(バス)〜武蔵五日市駅
中央岸壁のオーバーハング・ルート(小生)
 もう何度も通っているので、つづら岩についてのこれと言ったコメントも思い浮かばないが、この頃になると、岩登りもオーバーハング(壁が90°以上にせり出している様)を如何に攻めるかが練習の中心になっていた。

 左の写真もその練習中のものだ。練習といっても、数十メートル上にあるオーバーハングなので、かなり緊張する。今は、手にチョークを一杯つけてのフリークライミングなるスポーツが盛んだが、当時はそのような定義のクライミングも無かったように記憶している。だから、岩登りといえば、アルペン・クライミングが中心だった。即ち、我々の目的はあくまで本場のルートを登ることにあった。だから、上からザイルで確保しながら練習するなどということは、まったく実践的でない為、常に実践を意識しての練習が中心だった。

 オーバーハングを通過するには、アブミと呼ばれる、いわゆる縄ばしごのような道具を使う。これは90°以上、即ち、ひさしのようにせり出した岩に、足などかける支点もある訳もないので、このアブミをスタンス(足場)の支点にする為に使用する。様子を言葉で説明するのも難しいので、末尾の写真にオーバーハングで練習している写真(つづら岩ではない)をつけておく。

 それにしても、ここつづら岩には良く通ったものだ。
オーバーハングを登攀中(小生)
中央岸壁のオーバーハング・ルート(小生)
チムニーの登攀練習
つづら岩ってどこにあるの?
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