千葉県印西市の化石 | |||||
2003年5月25日 | |||||
このコーナーでは、千葉県印西市の成田層(主に木下層)から産出する化石をご紹介しています。当地は、新生代第四紀更新世の頃は海におおわれていました。この「古東京湾」に今から約30万年ほど前から堆積を始めたのが成田層です。この層は下から清川層、上岩橋層、木下(きおろし)層と堆積しています。清川層からは植物化石やナウマン象の化石などが産出します。上岩橋層からは貝類やサメの歯の化石が産出します。木下層からは主に貝化石が産出します。この木下層は印西市内の産地が標式地であり、市内の県立印旛高校入口の露頭が県天然記念物に指定されています。ここでご紹介するものは、印西市で産出する化石のうちのごく一部です。今後、新たなものも随時ご紹介していきたいと思います。なお、掲載内容に関して、お気づきの点がございましたら、遠慮なくご連絡下さい。 |
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注2) 各画像のファイル名が赤色で表示されているものが、新たに追加した化石です。 |