岐阜県上宝村の化石 | |||||
2001年10月27日 | |||||
北アルプス・焼岳の西側に福地温泉がある。十数件の温泉宿が寄り添うひっそりとした場所だ。ここには一の谷という化石産地がある。一の谷はデボン紀、石炭紀、ペルム(二畳)紀の化石を産出する日本でも有数の場所だ。但し、ここ一の谷は「国の天然記念物」に指定されているので、採集はおろか立ち入りも出来ない。しかし、一の谷以外にも福地周辺では、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム(二畳)紀などの古生代の様々な化石を見ることができる。また、宿の中心部にはこの地で産出した化石を展示した「ひだ自然館」があり、さらに、ここの裏山にある自然遊歩道には、自然のままのデボン紀の露頭があり、ハチノスサンゴ、層孔虫類、腕足類など、古生代を代表する様々な化石を観察することができる。 知識不足&資料不足で、特にサンゴ類の同定があまり出来ていませんが、とりあえず公開することにしました。この点をご留意の上でご覧下さい。なお、お気付きの点がございましたら、遠慮なくご指摘頂ければ幸いです。 |
注1) 詳細な画像をご覧になる場合は、各画像の上にマウスポインタをおいて左クリックして下さい。 |
注2) 各画像のファイル名が赤色で表示されているものが、新たに追加した化石です。 |