NSXオーナーズミーティング in 鈴鹿
(Advanced Course)
Vol. 29
2007/6/23
東名高速道路よりの富士山
 2007年6月16日(土)、NSX Owner's Meeting  Advanced Course (one day)が鈴鹿サーキットで行われた。私にとって鈴鹿サーキットに行くのは初めての体験だ。

 私の実家は愛知県なので、ここをねぐらに使うことにした。前日の15日、少し早めに仕事を切り上げ、実家に向かった。途中、残雪が残る綺麗な富士山が見られるのではと期待していたが、夕暮れ時ということもあって、雲の隙間から少し顔を出す程度だった。
 関東地方は14日に梅雨入りしたこともあり、雨の中での走行を覚悟していたが、やはりドライコンディションで走りたいというのが本音だ。ということで、テルテル坊主をつくり、愛車に乗せていった。テルテル坊主に顔を描くと雨が降るという噂があるが、ま、そんなことは信じない。

 20時半頃に無事実家着。たまたま17日(日)が父の日だったということもあり、年老いたオヤジに花を持参した。
好天を願って・・・
伊勢湾岸自動車道
 16日(土)、朝、5時15分に目覚める。外に出て天気をみると、朝から快晴だった。テルテル坊主が効いたのか、梅雨の中、なんてラッキーなんだろう。天気予報も終日好天であることを告げていた。

 6時、実家を出発、一路、鈴鹿へと車を走らせる。豊川ICから東名高速に入り、豊田JCTで伊勢湾岸自動車道に乗り継いだ。この高速道路を走るのは初めてだ。開通して日が浅い為、道路コンディションも極めて良い。また、湾岸を通るルートなので、周囲の眺めも良い。
 現地では9時〜受付開始。このまま行くと8時前には着いてしまいそうだったので、御在所SAで豚汁定食を食べ、時間調整をした。鈴鹿ICで高速道路を下り、道路標識に導かれて鈴鹿サーキットへと向かう。途中、道を間違えて少しウロウロしていると、ひょっこりと本田技研の鈴鹿工場の前に出てしまった。折角なので、信号待ちの間に写真を撮る。20時15分頃、鈴鹿サーキット着。現在、教育センターが改修工事中なので、第5ゲートから中に入る。まだスタッフの方もまばらな為、缶コーヒーを飲みながらのんびりとする。

 9時近くになり、次第に参加者が集まり始め、予定通り、9時30分からMeetingが開始される。
本田技研 鈴鹿工場
旋回スキッド
 特別講師は黒沢元治氏、通称、元(ガン)さん。参加者は13名、私以外は常連さんばかりのようだ。もてぎでお会いしている顔なじみの方も何人かいた。

 元さんの講義を受けた後、低μ路で旋回スキッドの練習を1時間程行う。常連さんは途中で止めてしまう人が多かったので、途中から待ち時間無しでの練習となる。しかし、なかなか思うようには操れず、名物インストラクターのKさんに、「xxさん、これから頑張って鈴鹿に通わないといけませんね!」とハッパをかけられた(笑)。
 旋回スキッドの後は、いきなり本コースである西コースの走行だ。鈴鹿サーキットを初めて走る私は、もちろん、インストラクターの先導走行となる。他に先導走行の希望者が2名いたので、インストラクターも含めて、計4台での走行となる。他の常連さんは皆フリー走行だ。

 ここのコースレイアウトは、来る前に頭に入れてきたつもりだったが、走り始めるとそんなことはすっかり忘れてしまい、インストラクターに着いていくので精一杯(汗)。最初は比較的ペースを落としてくれていたが、途中からは、いや〜結構速かったな〜。 3xヒート、約1時間の走行を体験した 
西コース・ピット前の駐車場
西コースのピットロード
 ドライコンディションなので、最後の数ラップでは、西ストレートでアクセルをベタ踏みしてみた。後で車内の記録計を確認した所、最高速は206km/hだった。ここのコースはもてぎのロードコースと違って、周囲が狭いので、けっこう恐怖感がある。

 先導走行だったこともあり、幸い、スピンもせずに無事西コースでの走行を終えることができた。ホッ、これで一安心。

■鈴鹿サーキット 西コース (車載カメラ) 2min, 4.3MB
 一旦、集合場所に戻り、バスでレストランに移動し、昼食となる。この頃、東京から来られた上原氏も合流された。
西ストレート
下り勾配後に左にカーブするので、元さん
曰く、アクシデントの多い場所だそうだ
南コースのピットロード
 昼食後、30分程、上原氏の講義を聴いた後、南コースに移動する。2つのグループに分かれ、フリーでの練習となる。

 初めての鈴鹿サーキットということで、インストラクターのKさんに気を使って頂いて、元さんの運転する02Rの助手席に乗せて頂いた。南コースを2周して頂いたが、勉強になったのはもちろんだが、なんか戦闘機に乗っているような感じでした(笑)。
 実は、後で知ったのだが、南コース走行時はタイム計測を行ってくれていた。知っていれば、もう少し気合いを入れて走ったかもしれない・・・、いや、知っていたら、気合いを入れすぎて、どこかに突っ込んでいた可能性のほうが大きいので、知らなくて幸いだったということにしておこう。ミーティングの総括時、元さんに、「xxさん、初めてにしてはまずまずのタイムだよ」と、慰められましたけど・・・(笑)。

■鈴鹿サーキット 南コース (車載カメラ) 1min, 2.7MB
南コース
南コースを疾走する02R
 17時半を少し過ぎたところで、走行終了となる。これで本日の走行はすべて終わりだ。会場へ戻り、元さんの総評の後、記念写真を貼ってくれた各自のLOG BOOKを、元さんが一人一人に握手をしながら返してくれた。LOG BOOKを開くと、記念写真の上には元さんのサインが入っていた。
 18時少し過ぎに今日のMeetingがお開きとなる。宿泊する人も幾人かいたが、僕は実家泊まりなので、皆さんに挨拶をして、18時45分、鈴鹿サーキットを後にした。
全員で記念撮影
(上は黒沢氏のサイン)
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