ドリフト練習会 in 富士スピードウェイ(FISCO)
Vol. 17
2006/12/15
リアタイヤx1本を助手席に積む
 KSP主催のドリフト練習会(通称:ドリ練)が富士スピードウェイ(FISCO)のジムカーナコースて開催された。

 ドリフトなど行ったことも無いので心配だったが、初心者大歓迎ということだったので、参加させてもらった。

 ドリ練中に、万が一、タイヤがバーストしてしまうと、帰って来られなくなるので、リアタイヤx2本を持参した。1本はトランクに入るが、もう一本は助手席に積むしかない。
 
 ということで、ご覧のように、助手席に友を乗せた異様な姿(爆)で出発した。FISCOまでは自宅から160km程だが、都内を抜けて行かねばならないので、所要時間が読みづらい。

 8時半〜とのことだったので、自宅を5時に出発した。外はまだ真っ暗闇。おまけに小雨が降る天気で、気分も今ひとつであった。首都高速に入ると、早朝の6時前だというのに、10kmほどの大渋滞。この渋滞を抜けるのに1時間ほどかかってしまい大誤算。この影響で、到着したのは9時少し過ぎであった。
リアタイヤx1本をトランクに積む
ジムカーナコース
 FISCOに来たのは生まれて初めてなので、少しウロウロしてしまったが、何とか現地に到着した。入場料1000円をゲートで払い、ジムカーナコースへ向かう。

 既に10台ほどの車が来ていたが、練習はまだ開始していなかった。聞けば、今日の参加はすべてNSXで計16台ほどとのこと。先日の筑波で顔見知りとなった方々も何人かいた。

 ジムカーナ場に4箇所、パイロンを立て、このパイロンを目印にそれぞれ1台ずつ、計4台が同時に練習するということだった。天気は曇り。雨は降り止んでいたので、路面は最初は濡れていたが、徐々に乾いてくる状況だった。
ジムカーナコースの駐車エリア
ジムカーナコース
 馴れた人から練習開始。私はまず、TYIZ号の助手席に乗せて頂いて、基本的な操作を教えてもらう。パイロンの周りをけたたましいタイヤ音と共に車のノーズを軸に4〜5回転ドリフトした所で、完全に目が回ってしまって、いきなり気持ちが悪くなってしまった。運転していると、そうでもないようだが、助手席乗車ははっきりいって車酔いします(爆)。
 エンジンをかけTCSをオフにする。さて、いよいよ初練習。先程、手ほどきを受けたようにやってみるが、いきなり出来る訳もありません。5分ほどの練習で一旦コースアウト。隊列に列んで15分ほどして再びコースイン。こんな繰り返しで数回、練習を繰り返していると、何となくコツのようなものがつかめてきた感じです。ベテランの皆さんのようにはいきませんが、パイロンの周りを、ノーズを中心に数周ドリフト擬きができるようになってきた。といっても、ベテランの皆さんからみると、ドリフトになっていないかもしれません(爆)。うまくドリフトするにはハンドリングもさることながら、アクセルコントロールが決め手のような印象を持ちました。ちなみに、ギアは1速のままです。
ドリ練中の参加車輌
ドリ練中の参加車輌
 ところで、私の車はデフが純正。ここに参加していた方の大半は4.4ファイナル+機械式LSDに変更しており、純正デフではドリフトのコントロールが相当難しいということを初めて知った。見事なドリフトテクニックを持つベテランの方に私の車でドリフトしてもらったが、やはりコントロールが難しいとのことだった。

 昼食をはさんで再び練習開始。午後一の練習で、左脇腹に痛みを感じた為、一旦練習を中断。持病の頸椎椎間板ヘルニアの症状の一つだと思われた為、大事をとって、14時で練習を終了。その後、皆さんのけたたましいタイヤ音を子守歌代わりに、バケットシートでうたた寝(爆)。
 ということで、体の調子が絶好調ではなかったので、個人的には中途半端な内容で終わってしまいましたが、純正デフの状態ではこれ以上練習しても無理・・・と、勝手に悟ってしまった為、やる気も半減したというのが本音です。

 やはり、4.4ファイナル+機械式LSDにしないとダメかな? ミッションは今のままでも、機械式LSDにすると、走りは断然楽しくなるようです。
メインコースのストレート
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