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6/4 新日本海フェリー らべんだあ号(新潟港) |
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北海道へは、ほぼ毎年旅しているが、ほとんどは愛車ジムニー(JB64W)で訪れており、NSXでの旅は2017年10月に訪れて以来だ。なお、今回も一人旅だ。また、計画段階では3,000kmほど走る予定だったので、既存の6分山のタイヤ(RE-71RS)では、少々不安もあったので、急きょ、4本とも別のホイールに、Yokohama
Advan Neova AD-09を組んでもらい、出発することにした。
■第1日目(6/4 火)
小樽到着時間が早朝という理由もあり、新潟から小樽行きのフェリーが好きなので、今回も新潟港から乗船することにし、新潟までは関越道で移動した。フェリー乗り場で乗船を待っていると、なんと、NSXのメンテでお世話になっているTYIZさんに遭遇し、お互いにビックリ!(笑) 先方はお連れ様が1台おり、この日はNSX
3台で、大型トラックと同じ2F甲板への乗船となった。折角なので、フェリーのレストランで、三人で談笑しながら夕食をとった。 |
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■第2日目(6/5 水)
定刻通り、4時半に小樽港に上陸し、TYIZさんご一行とはここで別れ、私はこの日の宿泊地である稚内を目指してスタートする。あいにくの雨、深川西ICまでは高速を走り、ここから音威子府村までの山道を北上する。中川町では中川町自然誌博物館に立ち寄り、アンモナイト等の展示物を鑑賞した。その後、日本海に出て、晴れていればな〜と思いながら、日本海オロロンラインの直線道路を稚内まで走る。この日の宿は少し奮発して、稚内のサフィールホテル(2食付)に宿泊した。 |
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6/6 稚内港北防波堤ドームにて |
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6/6 稚内郊外の丘陵地帯にて |
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■第3日目(6/6 木)
この日は朝から快晴だ。やったぜ! 雨と晴れでは、大自然を前に抱く印象もまったく違う。朝一で定番の北防波堤ドームに行き、記念撮影をする。その後、もしかして利尻島が見えるかもと、日本海側に行ってみたが、残念ながら利尻山は霧につつまれていた。宗谷岬に行くのはパスし、猿払まで丘陵地帯を走ることにする。他の車もほとんど無く、北海道特有の丘陵地帯を軽快に走る。最高に気持ちが良い。その後、オホーツク海側に出て、17kmにも渡って直線道路が広がるエサヌカ線を、快晴の下で走る。車も快調だし、最高だぜ!
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その後、頓別国道(275号線)を辿り、しばらく丘陵地帯の道を楽しむ。枝幸からは紋別までひたすら単調な海沿いの道を進み、サロマ湖に到着する。ここではサロマ湖展望台に上がってみたが、一方通行の上、途中から未舗装道路になり、戻るに戻れず閉口した。この日は北見市内のビジホに投宿する。 |
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6/6 エサヌカ線(猿払村〜浜頓別町) |
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6/7 女満別 メルヘンの丘にて |
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■第4日目(6/7 金)
この日も朝から快晴だ。まずは女満別のメルヘンの丘に寄ってみる。朝早いので、観光客もいない。素晴らしい景色を独り占めできた(笑)。その後は知床まで休まずに進む。ウトロ港で写真を撮り、知床峠を駆け上がる。羅臼岳も顔を出してくれ、最高の景色だ。羅臼側に下り、中標津の農免農道を快調に走る。ここから摩周湖第一展望台に向かい、素晴らしい景色を眺めた後、硫黄山に寄り、この日の宿である清里町のロッジ風景画に向かう。この日の夜は、これも偶然だが、TYIZさんご一行と同じ宿になり、夜は3人で楽しく食事した。 |
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■第5日目(6/8 土)
この日は旭川までの移動日である。どうせなので、TYIZさんご一行と私の3台のNSXで移動することにした。清里から小清水町、大空町、美幌、北見と、ひたすら西に移動し、遠軽から旭川紋別自動車道に入る。車の数は少なめだが、いかんせん、路面の状態がかなり悪く、あちこちでアスファルト表面がはがれており、脚の硬いNSXでは,
まったく気が抜けない。途中、上川で昼食をとり、14時過ぎに旭川に到着した。
■第6日目(6/9 日)
この日はホンダのテストコースである「鷹栖プルービンググラウンド」で開催されたNSX
Meeting In Takasuに参加した。(ワインディングコース体験走行 Entry No. 22)
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6/7 知床峠への上り(背後は羅臼岳) |
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At the Takasu Proving Ground 2024/6/9 |
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■NSX Meeting In Takasu 2024 |
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■黒澤元治 鷹栖テストコース 全開インプレ |
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Winding course of the Takasu Proving Ground 2024/6/9 |
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6/7 第一展望台よりの摩周湖 |
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■第7日目(6/10 月)
今日は足寄町の宿を予約している。旭川から下道で上川まで走り、一昨日、時間が無くて寄れなかった「アイスパビリオン」に立ち寄る。受付をすませると、ユニークなおじさんが、中での注意点などを説明してくれる。この施設の中では、マイナス41℃の世界が体感できる。防寒具が無くても、無料で貸してくれるので、心配ない。
その後、天気が悪いので、層雲峡は通過し、三国峠を越えることにする。峠はガスで視界が悪く、かろうじて松見大橋をみることができた。上士幌経由で足寄町に向かう。町の入口に、足寄動物化石博物館があったので、寄ってみることにした。この地には、かつて、新生代漸新世(約2500万年前)にアショロアと銘々された動物が生息していたそうだ。その後、足寄町のGSで、高圧洗浄機でセルフで洗車し、宿にチェックインした。 |
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■第8日目(6/11 火)
この日の天気は薄曇り、雨は降りそうになかったので、内陸部を走って、上富良野に向かうことにした。陸別から留辺蘂まで新緑の山間部を走り、温根湯を通って、石北峠を越える。雨は降っていなかったので、層雲峡で記念写真を撮り、下道で上富良野に向かう。
途中、美瑛町の四季彩の丘に行くと、中国人の団体客でごった返していたので、ササッと景色の写真だけを撮り、退散した。続けて、青い池にも行ってみたが、先にもまして中国人団体客が、池の横の道を完全にふさいでいる。来るべきじゃなかったな・・・と思いながら、証拠写真だけ撮って、ここも早々に退散した。 |
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6/11 美瑛町 四季彩の丘 |
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6/11 美瑛町 青い池 |
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ここなら団体客はいないだろうと予測し、十勝岳望岳台に行ってみた。予想は的中し、観光客は数える位しかいなかった(笑)。少し早かったが、上富良野の宿(ペンション)に行くことにした。自分のスタイルの旅では、ペンションという所には、ほとんど泊まることがないが、この日は郷に入れば郷に従えで(笑)、6部屋あるペンションに泊まることにした。宿に着き、まずは風呂に入り、乾いた喉を生ビールで潤す(微笑)。うめ〜♪ こんな旅も良いもんだ。 |
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■第9日目(6/12 水)
北海道最終日である。15時までには小樽のフェリー乗り場に着きたいので、あまり遠出はできない。欲張るのは止め、小樽に向け、進むことにし、途中、三笠の三笠市立博物館に寄ってみることにした。大昔、ここに一度来たことがあったが、不幸にして閉館日だった為、見学することはきなかった。直径1mを超える大量のアンモナイト群には度肝を抜かれた。時間が許せば、じっくりと見学したいところだ。
その後、夕張の石炭博物館に向かったが、途中から、道路が工事中の未舗装となった為、取りやめて引き返し、三笠鉄道村に立ち寄ることにした。ここには15年ほど前、あるイベントで訪れたことがあり、とても懐かしかった。 |
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6/11 十勝岳望岳台よりの十勝連峰 |
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6/10 三国峠 松見大橋 |
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三笠から高速道路に乗り、一路、小樽に向かう。フェリー乗り場には、14時半頃に到着した。帰りのフェリーもTYIZさんと同じようで、もちろん、打ち合わせなど全くしていないので、なんとも不思議なご縁です(笑)。聞けば、帰りの便は、知り合いのTYPE-S乗りのMさんも一緒らしいとのことで、帰りのフェリーもNSX3台での乗船となった。
TYIZさんの見送りに、道内在住の方々が来られていたので、皆さんと少し談笑した後、乗船となった。何でもMさんは、帰りのフェリーの部屋をグレードアップしたそうで、「部屋も広いので、少し酒盛りしませんか?」とのお誘いを受け、出港後、しばしの間、3人でNSX談義となった。 |
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■第10日目(6/13 木)
定刻通り、朝の9時半に新潟港に到着した。NSX仲間の皆さんとはここで別れ、私は磐越道〜常磐道経由で帰ることにした。ひたすら高速道路を走り、約6時間の所要で、無事、自宅に帰り着き、今回の長い旅を終えた。 |
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6/7 知床峠からの下りで観た国後島 |
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自宅からの全移動軌跡
(車での走行距離は3,087km) |
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後記)
車両のオドメーター表示での自宅からの総走行距離は、3,087kmであった。新潟までの往復距離が約800kmあることから、今回の道内での総走行距離は、約2,200kmであった。なお、冒頭の表で示した走行距離は、持参したGPSロガーでの測定値(分解能の関係で、実走行距離より少し小さめの値)である。また、燃費については、今回は計算しなかったが、平均でリッター当たり11km位は走っていると思う。左の図が今回の旅の自宅からの全移動軌跡です。 |
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右の図が道内での移動軌跡で、日毎に異なる色で表しています。
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使用しているGPSロガー
i-gotU GT-600B |
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道内での走行軌跡
(道内走行距離は約2,200km) |
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