紅白饅頭隊・奥只見の旅
2006/9/30〜10/1
御池(みいけ)田代の湿原
 1ヶ月ほど前に、02R保有のYさんと会った際、秋になったらどこかにツーリングしましょう! という話になっていた。検討の結果、9/30〜10/1の週末を利用して奥只見周辺に1泊で行くことになった。

 久しぶりの紅白饅頭隊出動です(爆)。二人の共通の友人であるMさんも同行することになり、3人でのツーリングとなった。私が最寄りの駅で8時30分頃にMさんをピックアップし、蓮田SAで待ち合わせる予定だったが、先に東北道を走っていたYさんから連絡が入り、待ち合わせ場所は混雑しているので、その先の羽生PAでの待ち合わせとなる。
 SAで無事Yさんと合流し、一路、奥只見方面に向け愛車を走らせる。この日は晴れのち曇りの天気予報だったが、北に向かうにつれ、青空が広がってくる。絶好のドライブ日和だ。

 西那須野塩原ICで高速道を降り、その後、国道400号線、121号線、352号線、401号線、352号線と辿り、途中、昼食をとり、14時頃に尾瀬の入口である御池に到着する。

 駐車場に空きがあったので、車をここに停め、御池田代の湿原を少々散策する。ちょっとだけだが、尾瀬の雰囲気を味わう。近くの落葉樹の葉は黄色になっていたが、紅葉を楽しむには少々早すぎる時期だ。このあたりは、後一月もすると、見事な紅葉を見せてくれるだろう。
御池(みいけ)の駐車場
奥只見湖・国道352号線にて
 先が長いので、1時間ほどの散策とし、先へと車を走らせる。ここからの道は急に車幅が狭くなるので、対向車を意識しての予測運転が必要だ。緑のトンネルと化した国道352号線を一路、奥只見湖へと向かう。

 しばらく走ると、奥只見湖のジグザグ道路に出る。ここは何度来ても、日本離れした何とも不思議な景色という印象だ。路肩がいたるところで崩落しており、また、対向車にも気を付けながら、車をすすめる。
 途中、車を止め、奥只見湖を眺める。この日は良い天気の割には対向車も少なく、順調なペースで走る。途中、山肌を眺めると、雪渓が残っているのが見えた。この時期なので、おそらく万年雪になるのであろう。また、路肩の崩落が激しく、至るところで進入防止の杭が打たれていた。

 ルート中、山側から湧き出た水を逃がす為のくぼみがいたるところにあるが、気を抜いて突っ込んでしまい、フロントリップを思いっきり擦ってしまう。ア〜! カーボンリップなど付けていたら大ショックだが、純正リップなので、ま、やっぱりリップは消耗品・・・ですね。
国道352号線からの奥只見湖
銀山平にて
 16時頃、銀山平に到着し、小休止する。もう、遅い時間なので、観光客らしき人影は見あたらず、釣り人と思われる人達の車が20台ほど停まっているだけだった。

 このあたりでは何が釣れるのかを釣り人に聞くと、主にワカサギやサクラ鱒(ます)等を釣っているとのことだった。
 さて、時間も16時半頃になり、あまりのんびりもしていられない。今日の宿までは山道をまだ20kmほど走らねばならないのだ。

 宿までの道はトンネル中を行くシルバーラインと、枝折(しおり)峠を越えていく2つのルートがある。皆で話した結果、折角なのでまだ誰も行った事のない枝折峠を越えて行くことになった。

 途中、路肩工事中で少し待たされるが、程なくして峠に到着する。16時半も過ぎている時間帯なので、観光客もほとんど居なかった。
枝折(しおり)峠
枝折峠
 途中、路肩工事中で少し待たされるが、程なくして峠に到着する。16時半も過ぎている時間帯なので、観光客もほとんど居なかった。
 夕暮れ時で、新潟方面の山並みは、夕焼けも手伝ってか、なかなかのコントラストを放っていた。
枝折峠からの新潟方面の山並み
投宿した越後芋川温泉「まんねん荘」
 さて、時間も遅いので10分程の休憩で、一路、麓の宿に向かう。枝折峠の下りは、スラロームコースのような道で、道幅が狭いので緊張はするが、走っていて気持ちが良い。対向車に気を付けながら下る

 この道は道路の幅が狭い為、時間により一方通行となる。僕らが通った時は、もう規制の時間帯ではないのか、双方向の通行だった。
 今日の宿は、越後芋川温泉・湯元「まんねん荘」だ。木立の中に1件だけポツンとある、静かで良い雰囲気の宿だ。この日の宿泊客は我々を含めて2組のみだったので、貸し切り状態で、ゆったりとくつろげた。
まんねん荘の駐車場にて
(紅白饅頭のコントラストが目に眩しい)
まんねん荘の庭
(緑のじゅうたんがすばらしい)
 寝る時は二部屋貸して頂けたので、僕は20畳もあろうかと言う広い部屋で、一人、大イビキをかいて爆睡した(爆)。

 朝は新米のコシヒカリを頬ばり、あまりにおいしいので気が付けば2杯飯となってしまった(爆)。

 残念ながら天気は下り坂なので、関越道を利用して帰路につくことにした。小出ICから関越道に入り、越後湯沢で下車し、三国峠を通っていくことにした。
 途中、三国街道「山鳥原茶屋」に立ち寄り、休憩後、三国峠を越え、月夜野に降りる。

 月夜野ICから関越道に入り、途中の上里SAで昼食をとる。その後、本線に入ると同時にポツポツと雨が落ちてきて、途中から結構な雨となる。

 Yさんは所用の為、鶴ヶ島ICで下車、同乗のMさんともここで別れる。雨なので、一番左の走行車線をゆっくりと走り、帰路についた。 
まんねん荘の庭にて
三国街道「山鳥原茶屋」にて
編集後記
 久しぶりの友人とのロングドライブで、大変楽しかった。宿では普段交わせない色々な会話に花を咲かせ、有意義なひとときだった。

 出発数日前に腰を痛めた為、首と腰に爆弾を抱えてのツーリングだったが、なんとか爆発せずに帰り着くことができてホッとした次第である。

 歳には勝てず、帰宅した夜は、21時には既に夢の中だった。

 今回の総走行距離: 約650km
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