2008年7月6日
エアコンのトラブル
Vol. 63
後期型コンプレッサーとレシーバ
 7月6日(日)、朝の3時に起きて、長野県と群馬県の県境にある毛無峠まで一人で早朝ドライブした。初夏の風を浴びたかったので、終始、エアコンは付けなかった。でも、草津温泉を通過する頃には、かなり暑くなってきたので、エアコンのスイッチを入れた。

 でも、待てど暮らせど、車内が涼しくならない。なんか変だ。エアコンの吹出口を触ってみると、温風のような風が出ているではないか(苦笑)。この時、既に嫌な予感がしていたが、その後、幾度、スイッチを入れ直しても温風しか出ない。

 車内の温度は40℃(苦笑)。暑い、暑すぎる! まるで、車中サウナのようだ。渋川までの道中で、汗だくになってしまった。
 参ったな〜。早めに自宅に帰る予定だったが、この週末に友人と一泊でツーリングに行く予定なので、それまでに何とかしないと、とても行く気になれない。

 しばし悩んだが、行きつけのショップに電話をすることにした。運良く、チーフが電話口に出てくれたので、事情を説明し、診断だけでもして欲しいとお願いし、ショップに直行した。

 診断の結果、エアコンが効かないのはガス漏れが原因だとのこと。エバボレータ手前のパイプの付け根からガスが漏れた痕跡があった。
コンプレッサーを降ろしている風景
エバボレータ入口のOリングを交換
 さて、対処の方法は3つのうちのいずれかだという。

1) 既存のガス(R12)のみを充填する。漏れがあるので、ガスは抜けていくが、深刻なガス漏れでもなさそうなので、今シーズン位はもつのではないかという。

2) ガス(R12)充填と同時に、エバボ手前のOリングも交換する。このOリング交換が、手が入らない場所なので、難作業とのこと。

3) コンプレッサーを後期型に交換し、現在の主流である134aガスを充填する。同時に、Oリングとレシーバも交換する。こうしておけば、134aガスはR12に比べ、1/5程の値段なので、今後のメンテナンスが安価である。
 相談の結果、3)で対応して頂くことにした。幸い、パーツの在庫があるので、少し無理をすれば、この日のうちに仕上げるとのこと。他のメカニックの方は全員忙しく、手が離せないので、チーフさん自ら、全ての作業を一人でやって頂きました。

 約3時間の作業中、脇で拝見していたので、大変、良い勉強になりました。それにしても、こんな素晴らしい対応をしてくれるショップは、他に無いんじゃないかな? 感謝感激です。
真空引きしている最中
充填したエアコンガス(134a)
 13時半に、突然、車を持ち込み、昼食1時間の休憩を入れて、17時半にはすべての作業が完了していました。さすがに知識と経験が豊富なので、感心するばかり、安心して任せられます。

 その後、30分ほど、事務所で談笑し、帰路につきました。帰りの高速道路では、エアコンが効き過ぎる程で、寒い位でした(笑)。

 エアコン修理時の総走行距離: 32,600km
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