2007年9月1日
Low Beam側HID組み込み
Vol. 57
HID Conversion Kit
 友人から新古品のHID Conversion Kitを安価で譲ってもらったので、遅ればせながら、ヘッドライトのLow Beam側のみHIDを組むことにした。

 Kitは、Trust Xenon Head Lamp, 車検対応の6000KのH1。

 ヘッドライト周りはいじったことがないので、ウェブを検索して、情報収集し、おおよその作業の流れを理解した上で行った。
 まずはリトラクタブルのヘッドライトカバーを外す。ヘッドライトをオンにし、サイドの4ヶ所のプラスネジを外し、前に傾けながら取り出す。ヘッドライトユニットを取り出すと、光軸がズレる可能性が高いので、外さないで作業を開始したが、作業性が悪く、また、前屈みの姿勢なので腰痛が耐えられなくなってきた為、ヘッドライトユニットを取り外して作業することにした。両サイドの6mmのボルトx4本を外し、メインのハーネスを外せば、簡単に外すことができる。
ヘッドライトユニットを外した状態
ヘッドライトカバーと同ユニット
 カバーの下は結構なホコリが付いていたので、完成後、組み込む際に綺麗にすることにした。
 ヘッドライトユニットの防水キャップを外し、ここにハーネスを通す為の直径25mmのバカ穴をあける。(この作業が一番大変だった。)
防水キャップに穴を開けた状態
純正のバーナーユニット
 防水キャップを外した時点で、左の写真のようにバーナー部分が見える。赤と黒の線を外し、バルブを締め付けているスプリングを外せば、ハロゲンのバルブが取り出せる。また使うかもしれないので、ガラス部分には手を触れずに保管する。
 次に取り付けるHIDキットの電源線を、先程外したヘッドライト側の線と接続する。この時、ヘッドライト側の黒い線がプラス側、赤い線がマイナス側なので、間違えないようにする。ようするにHIDユニットからのプラス側の赤い線を、ヘッドライト側の黒い線と接続する。

 プラスとマイナスが逆なので、HIDユニット側のプラス端子の幅を少し削る必要がる。
HIDユニットのバーナーユニットを取り付け
配線を完了した状態
完成したヘッドライトユニット
 HIDバルブに手を触れないように、かつ、周りにぶつけないように慎重に挿入し、きちっと入ったことを確認して、固定用のスプリングをセットする。

 次にハーネスをヘッドライトユニットの空きスペースにしまいながら、防水キャップを取り付ける。これでヘッドライトユニット側の作業は終了である。
 これで机の上での作業は終了なので、早速、車輌に組み込む。
完成したヘッドライトユニット
装着状態(運転席側)
 ネジ止め前に、バラストと車輌本体からのハーネスをヘッドライトに接続し、点灯することを確認する。オーッ! 一発でライトが点灯した。

 バラストを取り付ける位置を決める。運転席側のバラストは、取り外してしまっているクルーズコントロールユニットが付いていたネジを利用してここに固定し、念のため、結束バンドで締めておいた。
 助手席側は右の写真のように、ヒューズボックスを固定するボルトを利用して取り付けた。これで全ての作業は完了である。
装着状態(運転席側)
運転席側
 早速、ライトオン! 特に問題なく点灯した。ハイビームも同時に点灯し、色の違いを比較すると、やはり、ハロゲンは黄色っぽくて何となく薄暗い。
 これで作業はすべて完了である。ハイビームはほとんど使わないので、このままで使うつもりだが、HIDにしたことで、スモールランプがやけに黄色く見えて仕方がない。やはり、LEDライトに交換した方がベターかな?
助手席側
作業を完了した状態
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