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フロント |
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昨年の暮れに、純正のショックにズームのスプリングを組んでいましたが、スプリングの線間密着の異音が激しく、非常に不快な為、予定を早めてKSPの車高調を組む計画を立てましたが、現在、マイナーチェンジ中で、次期モデルの販売時期は未定とのこと。ウム〜困った・・・。でも、あの異音は何とかしないと運転する気になれないし・・・。ということで、どういう方向に行こうか少し悩みましたが、とりあえず、TEINのMONOFLEXというモデルを組むことにしました。
MONOFLEXは、サーキット走行、ワインディングなど、スポーツ走行用に新たに開発されたスポーツショックアブソーバとのこと。また、サーキットでハードな走りをする人には物足りないそうです。
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TEIN MONOFLEX |
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いずれにしてもNSX用車高調の選定って、難しいですね。皆さん、結構悩んで試行錯誤されてます。見定めるには装着した車に試乗させてもらうのが一番ですが、そういう機会もなかなかありません。また、ショックアブソーバの性能は基本的に値段相応だとも言えますので、あまり安いモノには手を出さないほうが無難・・・かも?
純正のショックは良く出来ているのでなおさらです。最終的には予算との兼ね合いもあるので、どこかで妥協して・・・、ということになります。この世界も上を見ればキリがない・・・。
MONOFLEXは、シェルケースの中が単筒式構造の為、乗り心地は少し犠牲になるようですが、オイル容量が多く、熱容量に余裕がある為、サーキットなど過酷な条件でも安定した減衰力が発生できるとか・・・。また、この車高調は、車高とプリロードが別々に調整可能な全長調整式構造で、16段の伸縮同時減衰力調整式構造です。NSX用の標準バネレートはフロントが10k、リアが12kと少し固めです。 |
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リア |
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リア |
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車高はとりあえずタイヤとフェンダーの隙間に指が2本程度入る位の設定にしてもらいました。(あまり下げると、街乗り用の17"フロントタイヤが、タイヤハウスの奥に接触してしまうので・・・。)
また、NSXの場合、足回りを変更すると、必ずアライメント調整をしなければならないので、少し厄介です。 |
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装着時、減衰力は16段の内、中間位置にしてもらいました。あとは自分で試して最適な設定位置を探す必要があります。装着作業完了後、最低車高を測ってみると約11cm位でしたので、保安基準で定める9cm以上はクリアーしていました。(11cmの設定でも、勾配のある出入口などは気をつけないと結構前後を擦ります。)
減衰力調整ツマミは、時計方向に一杯に回して止まった所が最もHARDなポジション(0)で、ここが基点となり、ここから反時計方向に回していくと、次第にSOFTになります。目盛りはありませんが、回す度にクリック感があるので判ります。車内から電動リモコンで調節できるユニットもオプションでありますが、車両のマウント部分を改造しなければならないので、取り付けるのは止めました。 |
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減衰力調整ツマミ(リア)
※写真上の六角レンチは調整する時だけ
差して回す |
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フロント(16"R純正ホイール) |
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早速、休日を利用して200km程、高速道と一般道を試走してきました。途中のPAで減衰力を何度か変更し、車の挙動を確認しながらの走行です。
高速での細かな凹凸路面の吸収は、さすがに純正サスのほうが優れていたかな?
減衰力の調整具合で印象は結構変わりますが、中間位置では段差通過時、少し跳ね上がるような印象でした。
また、車高調を入れた当初の目的である、ショック付近からの嫌な異音は消えていましたので、とりあえずは一安心。 |
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街乗りで、純正サス装着時と似た感じで違和感無く走行できる減衰力のポジションを探してみました。結果は次の通りでした。(0が最もハードな位置、16が最もソフトな位置)
前: 12
後: 14
サーキット走行時は、もう少しハードな設定にする必要があると思いますが、この当たりは走ってみないとなんとも言えません。また、サスが馴染んでくると、感触も結構変わってくるそうなので、ここで書いたのはあくまで装着間もない頃の結果です。
使うにつれ、不満が出てくるかもしれませんが、しばらくはこの車高調と付き合うつもりです。
追記)
もてぎのロードコースを走った感じでは、減衰力は下記の設定位が私にはちょうど良い感じでした。
前: 6 (ややハード目)
後: 8 (ミドル) |
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リア(17"R純正ホイール) |
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