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ステアリングホイールのナットを外す |
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さて、いよいよステアリングホイールを外します。軸のナットを十字レンチを使って外します。十字レンチを反時計方向に回してナットをゆるめますが、同時にステアリングホイールが回ってしまいます。一人で作業していたので、ちょっと苦労しました。二人いれば、一人がステアリング・ホイールを固定していて、もう一人がナットをゆるめる役をすれば簡単でしょう。 |
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ようやく、ステアリングホイールが外れました。ここまでの作業で、なんだかんだで2時間ほどかかってしまいました。
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取り外したステアリング・ホイール |
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ケーブルリールユニット |
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この時点で、車輌側にケーブルリールユニットが残ります。普通なら、これで取り外し作業は完了なんですが、R純正ボスを取り付ける場合、このケーブルリールユニットのケーブル引き出し用カプラが邪魔になって取り付けられません。カプラだけを取り外しケーブルを上手く引き出せれば、ケーブルユニットは残したままボスが付くかもしれません。そうすれば、クルーズコントロールやホーンの接点と配線がそのまま使えます。このように改造している方も居るようですが、僕はクルーズコントロールは使うつもりもないので、ケーブルリールユニット自体を取り外してしまうことにしました。
簡単に取れると思ったのですが、どっこい、これがなかなかの曲者です。取り外すには下のカバーと上のカバーを順番に外す必要があります。下のカバーは簡単に取り外しできますが、上のカバーを外すのは少し厄介です。ハーネスを固定しているバンドも切らなければなりません。 |
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面倒だったので、下のカバーだけを外し、強引にドライバーを突っ込んで外しちゃいました(爆)。また、このケーブルはステアリングの軸に沿ってかなり頑丈に取り付けられていますので、すべてを外すのに1時間位かかっちゃいました。
右の写真が取り外したケーブルリールユニットです。ハーネス先端の6極カプラは切断してしまったので、写真には写っていません。 |
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取り外したケーブルリールユニット |
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これで取り外し作業は完了 |
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これで、取り外し作業は完了です。いや〜、3時間もかかっちゃいました。
さて、ここからは取付作業になりますが、その前に、ある部品を自作しなければなりません。というのは、R純正ボスのホーン用電極は、ボス裏側の導電面で相手側のコンタクト・プレートと接触する構造となっています。エアバッグ搭載モデルには、当然、このコンタクトプレートがありませんので、自作する必要があるという訳です。
純正品の購入や、別の車種のモノが流用できるかもしれませんが、それも面倒なので、造ることにしました。 |
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近くのホームセンターにステンレス板を買いに行ったのですが、あいにく見あたらず、代わりに右の写真にあるお好み焼き用の「起こし返し」を買ってきました。ステンレス製です。先端の1mm厚の部分を切り出して、コンタクト・プレートを作ることにします。
これで僕の愛車は、「起こし返しNSX」になってしまいます(爆)。 |
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お好み焼き用の起こし返し |
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自作のコンタクト・プレート(青の矢印)
を装着した様子 |
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金切りバサミでカットしたのですが、1mm厚のステンレスってメチャクチャ堅いですね。製作するのに1時間ほどかかっちゃいました。
形状は、ボスの裏側の構造を見ながら、直感で造りました(爆)。取り付けは、ケーブルリールユニットが取り付けられていた向かって右側の穴x2ヶ所を利用します。取り付ける際、ネジ止め部分(下段)にリード線を共締めしておきます。(左の画像の赤い線がそれです。)
一旦、仮留めし、ボスを差し込んで見て、接点の接触状態を確認します。(下の画像)
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ボス導電面へのプレートのテンション(圧力)は、あまりかかり過ぎず、弱すぎず、ま、このあたりも直感でセットしました。こんなんで、ほんとうにホーン鳴るのかな?
時間があったら、もう少し丁寧なモノを造ろうかと思っています。とりあえず、急場しのぎということで・・・。
接触状態の調整が終わったら、一旦、ボスを外し、コンタクト・プレートと接触するボス導電面にグリースを塗ります。 |
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コンタクトプレートとステアリングボスの
接触の様子 |
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ボスを組み入れたところ |
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グリースは導電性のモノでないとダメなのかな〜? って結構悩みましたが、お店にそんなモノは見あたらなかったので、一番安い「万能グリース」というのを買ってきて、これもエイヤーで塗っちゃいました(爆)。
再びボスを組み込んだら、十字レンチを使ってホイールナットを締め付けます。これが緩んじゃうと、結構やばいことになるかも・・・と想像しながら、残ったパワー全開(と言っても、ほとんど使い果たしてますが)で締め付けます。 |
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