2006年7月16日
車載ビデオカメラ
Vol. 24
 DV対応のビデオカメラが発売されて間もなくの頃、子供の成長記録用に購入したカメラですが、子供の成長に反比例して徐々に撮影する機会も少なくなり、最近では自宅の乾燥庫に眠りっぱなしでした。せっかくなので、愛車に搭載し車内から前方を撮影できるようにしてみました。どんな構造にしようか随分と頭を悩ませました。ソリットバーを入れようかとも思いましたが、内装に切り込みを入れる必要があり、大げさになりますので、とりあえずは、下記画像のようにアームレスト後方のリアスピーカ上部に簡易的に設置することにしました。この位置に設置すれば、カメラの視点は車幅の中心部になります。

 写真にあるアルミ製クランプポッド(アメリカ製、\5,900)をネットで購入しました。前後左右の角度が自由にセットできるなかなかの優れモノです。問題はこれを車にどうやって固定するかです。悩んだ末、台座は銅板を切って自作することにしました。(写真の最下段部のパーツ) この台座の下部を強力両面テープで固定し、後方部をリアのボード形状に曲げ、引っかる方式にしました。これで車が横転でもしない限り、まず外れることはないでしょう。その後、様子を見てみましたが、カメラが車の振動に合わせて微妙にぶれることに気づき、この対策の為、カメラ本体の後方部をリアのボードに両面テープを挟んで接触させました。これでカメラ本体は2点支持になり、揺れは少なくなりました。録画の開始と停止は、ビデオカメラに付属していたワイヤレスリモコンで容易に行えます。まだ問題点があると思いますが、とりあえず、サーキットなどで使ってみて、結果を見て改良するつもりです。

車載ビデオカメラ

 その後、撮影中のカメラ画像と音声を、カーナビのモニターで確認できるように工夫しました。ビデオカメラは内蔵バッテリーではなく、車のバッテリーからインバータで交流100Vに変換し、ACアダプタ経由で動作するようにしました。これで長時間使用してもバッテリー切れの心配は無くなりました。

モニター
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