2018年3月3日
ラジエータ、ブレーキマスターシリンダー、
クランクプーリー&ブレーキライン交換
Vol. 132
現状
 今月中旬のお花見ミーティングを控え、エンジン&ブレーキオイル交換の為、ショップに出向いた。

 実はクランクプーリーを交換して既に7年以上が経過しており、その間、かなりサーキットを走ってきたので、予防の為、クランクプーリーを新品に交換することにした。

 併せて、プーリーのウェイトが脱落し、タイミングベルトを切ってしまうトラブルを防止する為、ショップが開発したクランクプーリープロテクターを付けてもらうことにした。
 作業を頼み、事務所でコーヒーを頂いていると、Oさんが来て、ブレーキマスターシリンダーから少量のオイルが漏れているようだ、とのこと。確認すると、確かにオイルが滲んでおり、下部の配線に垂れたオイルが付着している。

 これを機に交換したほうが良いでしょうね、とのことだったので、在庫があるのを確認し、交換してもらうことにした。また、ラジエータの変色が著しく、そろそろクーラント漏れがあっても不思議ではないとのことで、こちらも26年間、交換したことのない部品なので、この際、併せて交換してもらうことにした。
ブレーキマスターシリンダー
取り外した純正のラジエーター
 今回はベテランのOさんが対応して頂けるとのことだったので、ヘビーな作業だけど、なんとか夕方までには作業を終わらせる、とのことだった。実は僕の愛車のMT換装も、Oさんにやって頂いているので、ほんとうに頼もしい限りです。

 取り外したラジエータをみると、冷却フィンの20%位が潰れており、この状態では冷却効果も相当低下していたものと思われる。
 純正品にしようか、社外品にしようか、少し迷ったが、アルミ一体型のKOYO製ラジエーターに交換してもらうことにした。
交換するKOYO製アルミラジエータ−
ラジエーター交換後
 なお、一体型なので、ラジエーター上部のアルミに触れると、火傷をするので要注意です。私、不用意に触って、いきなり手のひらに火傷をしました・・・(大汗)。
右の写真のように、銀色のアルミが印象的で、引き締まった感じですが、普段、見る場所ではないので・・・(笑)。しかし、26年間、良く動いてくれていたと感謝すべきですね。
ラジエーターとシリンダー交換後
クランクプーリーと同プロテクター
 取り外したクランクプーリーは、みた感じでは綺麗でしたが、目視だけでは状態の適性は判りませんね(笑)。左の写真は新品に交換後です。右奥にT3TECのロゴが刻印された、クランクプーリープリテクターが見えます。

 これを付けておけば、ウェイトが外れ、タイミングベルトを切断し、エンジンに致命傷を与えるトラブルは回避できるでしょう。
 ブレーキマスターシリンダーを交換するので、ついでに、もう11年近く使ってきたブレーキラインを、新しいタイプに交換してもらうことにした。ショップお勧めのキノクニ製のステンレスブレーキラインの在庫があるとのことだったので、4ヶ所ともこれに交換してもらった。

 ということで、想定外の思わぬ出費を強いられたけど、出先でトラブルに見舞われることを考えれば、安心料なのかもしれませんね。まして、26年を経過した車両なので、トラブル回避の観点からは、今後も予防的メンテナンスがポイントになるだろう。
キノクニ製ステンレスメッシュブレーキライン