2006年3月12日 | ||
サイドウィンドウの紫外線対策 Vol. 12 |
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運転中、直射日光が顔に当たるとかなり「暑いな〜」っていう感じが前々よりしていた。最近ではUVカットガラスが標準装備化されてきたが、愛車はどうもそういう気の利いたものが付いていないようで、重い腰をあげて紫外線対策をすることにした。 当初はUVカットフィルムを買ってきて、苦労して型紙を作り、それに合わせてフィルムをカット。いざ貼ってみると、どうやっても中央部分にしわ寄せがきてしまい、1枚ものでは上手く貼れないことに気づいた。これを解決するにはフィルムをつないで貼る方法しかないが、さすがに少し抵抗があったので、この方法はあっさりとあきらめた。 その後、カー用品店をブラブラしていたら、「塗るフィルム」というのを見つけ、これだ!ということで早速購入してきた。(製造元:石原薬品(株)、品番:15424、商品名:塗るフィルム ウインドペイント (車検対応クリアータイプ)、UVカット率:99.9%、持続期間(車内側塗布):約3年、ガラス2枚分、価格:約\2,500)
まず、作業中、車内を汚さぬよう両サイドのドア部分をマスキング、次にウィンドウ内側の油膜取りを行い、タオル等で一旦汚れを落とし、続けて脱脂剤で脱脂作業をする。その後、バインダー剤とカラーリキッドを混合し、速やかに塗布作業を行う。作業手順の説明書が付いていたので、その通りに行えば別に難しくはない。 そのまま2時間ほど放置、もちろん、ドアの開閉はできないので、ドアは開けたままとする。さて、結果は・・・。ウィンドウ最下段1cm程のところに塗布剤がたまっているではないか。エ〜!!! もう硬化が始まっている。脱脂剤で補修しようと悪あがきしたが、触れば触るほど見苦しくなっていくではないか・・・。で、この部分(幸いにして助手席側)はとりあえず現状のままとし、マスキングを剥がして作業を完了する。 初めて作業をしてみての教訓は、最初の行程である油膜取り作業がキーポイントである。面倒でもしっかり油膜をとらないと、油膜が残っている部分はバインダー剤をはじく為、仕上がりにムラがでてしまう。後からでは補修は不可能である。あとは塗布剤をつけすぎないこと。この点を気をつけて行えば、フィルム貼りよりは格段に楽な作業だし、曲面ガラスでも簡単にUVカット処理を行うことができる。 また、塗布したものを剥がす時には、脱脂剤で拭き取るか、硬化が進んでしまった場合は、別売のウインドウペイントリムーバーで剥がす。 作業は風のない乾燥した日に行うのが良い。雨の日や梅雨時など湿度の高い日は、乾燥に時間がかかるので止めたほうが良い。また、風の強い日の屋外では、飛んできた砂などが塗布剤にくっついてしまう恐れがあるので要注意。ちなみに、私が行った時は春一番のような強風が吹く日だったので、すべての作業は屋内で行った。屋内で作業する場合は部屋の換気に気をつけること。(シンナー系の結構凄いニオイがする。) リアウィンドウ(もの凄い曲面ガラス)もこの塗るフィルムで処理し、エンジンルームの紫外線対策を施すつもりである。但し、熱線入りウィンドウの場合は塗布できないと説明書に書かれていたので、車外側に塗布しなければならないようだ。この場合、効果は約半年と書かれていた。 |
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