2015年4月19日
リバースゲートコントローラ系のトラブル
Vol. 101
T3 TECに到着
 ツーリングの前日、愛知県の実家まで東名高速道路で移動中、5速と6速に入れづらいトラブルが発生した。この症状が発生するのは今回で2回目だ。前回、これが発生した時は、車を停止し、イグニッションスイッチをオフオンしたら治ってしまったので、どこかの接触不良かな? 位に思っていたけど、今回は幾度オフオンしても復旧しなかった・・・(汗)。

 実は、愛車のミッションはATから6速MTへ換装しています。この6速ミッションは、シフトレバーが3速と4速の定位置から、さらに右側へ2段、即ち、5速と6速の位置とリバースの位置へ移動可能です。しかし、シフトアップ中、リバースの位置に移動できる状態のままだと、4速から5速へのシフトチェンジが極めて難しくなります。

 これを解決する為、速度30km/h以上になると、シフトレバーがリバース側に倒れないように制御し、また、速度25km/h以下になると、リバースギア側へ倒すことができるコントローラ、いわゆる「リバースゲートコントローラ」なるものが、KSPにより開発されました。6速MT換装では必須のアイテムですね。

 今回の症状からすると、このコントローラがうまく動いていないことが明らかでした。
 T3テックに電話すると、工場長が出てくれたので、症状を伝える。この症状が発生している時、なぜか、ULTRAのスピードモニターの表示が消えてしまっているのだ。但し、アナログのスピードメータは正常な速度を示していることから、ULTRAのスピードモニター周辺に原因があるのではないか? という意見を頂いた。

 この月末、NSXオーナーズミーティングでモテギに行く予定であり、サーキット走行中にこの症状が発生すると、シフトダウン操作が極めて難しく、ギアを間違え、オーバーレブを起こしてしまう可能性があるので、それまでには何としても治しておかねばならない。

 ツーリング時は既に症状が消えていたが、老体にむち打って、帰路、T3 TECまで足を伸ばし、診断してもらうことした。

 急なお願いにも関わらず、TYIZさん直々に診断して頂いた。まずは、ディーラーで付けてもらったスピードモニターへの配線の加工を観てもらうと、こりゃ治したほうが良いね! ということだったので、しっかりと修正してもらい、続けて、リバースゲートコントローラへの車速パルスをULTRAのモニタ経由ではなく、V-PROから直接かつ単独で配線してもらうことにした。こうしておけば、スピードモニターが原因で悪さをしても、リバースゲートコントローラは常に正常動作を続けるはずである。
リアのみリフトアップし、検証開始
さらに前に出るようにシート位置を修正
 この症状の原因は判明していないが、恐らくスピードモニター本体のトラブルか、その配線系だろうということであった。このモニターは元々、スピードリミッターをカットする目的で付けていたのだが、その後、愛車はV-PRO制御に変更しており、これにてスピードリミッターのカットを行っているので、ULTRAのモニタは、スピードリミッターカットとしての役目は終えていた。ということで、仮に表示が消える今回の症状が出たとしても、180km/h超の速度モニターができないだけで、致命的なトラブルは起きないので、このまましばらく使うことにした。

 その後、ドライバー側のシートの前後位置に関する相談をする。実は、あるドライビングスクールで、プロレーサーの方に運転してもらった時、ペダルが遠すぎ、椅子、もっと前に出ないの? と言われていたのだった。僕より小柄な方が運転すると、確かにペダルまでの距離が遠いのだ。あと5cm程、シートが前に出れば解決するのだが・・・。

 で、TYIZさん、しばらく構造を眺めた後、前に出せそうだ! と何かをひらめいたようだった。聞くと、シートの取付ヒンジを前後逆に付ければ、さらに前に出せそうなことが判った。さすが、この辺りの着眼点と応用力は凄いですね。関心しきり・・・(微笑)。ということで、この問題も完璧に解決して頂きました。
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