2001年10月6日更新
 ここでご紹介するのは、僕が愛用あるいは携行していた山登りの道具です。20年以上もの長きに渡って、日の目を見ることもなく、ずっと押入の奥で眠っていたものです。すべて当時のものですので、現在使われているものとは多少異なるものもあろうかと思います。その点をご留意の上でご覧下さい。
■登山靴

 何足も履き替えたが、これは最後に使っていた靴だ。当時の靴は防水性能が今ひとつで、特に5月頃の山では、いつも中がびっしょりと濡れていた。(Gasherbrum, made in Italy)
■アイゼン

 登攀用の12本爪のアイゼンだが、使い分けるのが面倒なので、縦走でもこれを使用していた。この種のアイゼンは歩行中に先端の爪が引っ掛かりやすいので注意が必要だ。(SALEWA, made in West Germany) 
■ピッケル

 縦走では写真の一番下のピッケルを使っていた。 写真の真ん中のものは縦走と登攀兼用で、一番上のものは登攀専用のピッケルだ。(上−Simond Mustand, France、中−Interalp Camp, Italy、下−Simond Super D, France)
■ザック

 幾つも使っていたが、手元に残っているのはこの一つになってしまった。あとのものは何処にいってしまったのか、良く憶えていない。(Chouinard製)

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■ウレタンマット

 長年にわたりお世話になったウレタンマットだ。3つに折り畳まれている。テントで寝るには必需品だ。
■ポリタン

 2リッターのポリタンで、飲料水用に使っていたもの。加入していた山岳会では、平等を期すため、皆、このポリタンの携行が義務付けられていた。
■シュラフ

 7年間、夏も冬もお世話になった羽毛のシュラフだ。(さかいや製)
■ロングスパッツ

 靴の中に雪が入らないようにするもの。短いものと長いものがあるが、これは長いほうのスパッツで、膝下までカバーできる。
■オーバー手袋

 冬山縦走用のオーバー手袋だ。手袋の上に着用して使用する。5本指ではないので岩登りには使えない。
■ヤッケ

 7年間愛用した防寒用のヤッケだ。写真ではわかりにくいが、登攀時のザイルワークの摩擦で、背中の一部は焼けただれてしまっている。
■オーバーズボン

 同じく、7年間愛用したオーバーズボンだ。冬山の防寒用で、ニッカズボンの上に履いて使用する。
■磁石

 登山用の磁石で、窓が破損しないよう、専用のカバーがついている。地図と共に山に行くには必需品だ。20年以上経った今でも十分使える。
■ヘッドランプ

 これは単三電池x4本のものだ。(ナショナル製)