平成の気まぐれ山行記 2002年1月5日 作成
中央アルプス・千畳敷
2001年12月31日
 最初にお断りしておきますが、これは山行ではありません。中央アルプスのしらび平からロープウェイを利用して千畳敷まで散策(?)に行った時の話題です。そもそも、木曽のスキー場に出かけたのですが、あまりの好天に心動かされて、予定を変更して、急きょ千畳敷に行ってしまったという訳です。2ヶ月前の紅葉シーズンの10月にもここを訪れていましたが、そのときの面影はまったくなく、既に厳冬の世界が広がっていました。

 私が訪れた日の前日までの2日間は、連日の降雪で雪崩れの危険性が高い為に、千畳敷一帯は立入禁止になっていたそうです。この日は約30名ほどの登山者がおりましたが、相変わらず雪崩れの危険性が高いとの登山指導員の見解を聞いて、約半数ほどの登山者は入山を断念したように見受けられました。それでも、数パーティーが尾根ルートに取り付いていましたが、稜線上に出られたかどうかは確認していません。

 この時期、千畳敷カール一帯は表層雪崩の巣と化していますので、よほど雪のコンディションが良い場合を除いては、夏ルートに取り付くことは雪崩れに遭う危険性が高いとのことです。

撮影: Canon EOS Kiss + Tamron Aspherical LD 28-200mm Macro / 75-300mm Tele-Macro
ロープウェイの中より千畳敷駅(2611m)を仰ぐ
標高2611mにそびえるホテル千畳敷
千畳敷より宝剣岳を望む
千畳敷より乗越浄土への夏ルート遠望(300mmズーム撮影)
※厳冬期には雪崩れの危険性が高い。
千畳敷より伊那前岳方面の斜面へ向かう登山者
※トレールは無く腰までのラッセルだ。
宝剣岳南部のピークへの稜線を登る登山者
※ここに夏ルートは無い。上部岩壁基部の左への
トラバース個所も雪崩れの危険性が高い。
宝剣岳南部のピークへの稜線を登る登山者
※300mmズーム撮影
すみません。これはおまけです。
わたっち@伊那スキーリゾートにて
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