平成の気まぐれ山行記 | 2001年11月17日 作成 | |
越後・金城山 (雲洞コース) |
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2001年11月11日 | |||||
その1 | |||||
カシミールによるシミュレーション | |||||
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当初、10日に登る予定であったが、あいにくの雨で、一日延期して12日に登ることにした。当日は朝から雲一つ無い快晴に恵まれた。 少し寝坊したが、朝の6時40分に投宿先の湯沢を後にして、車で現地に向かう。30分程で雲洞コースの林道終点に到着した。車の中で朝食を済ませ、いざ出発である。 車を止めた付近の道を何気なく見ていると、クマの足跡らしきものを多数発見する。そういえば、来る途中に「クマ出没注意!」という看板が何ヶ所かあったのを思い出す。初っぱなから、不気味なスタートであった。 今回は僕を含めて、平均年齢53才という、ロートル3人での山行である。出会い頭のクマとの遭遇を避ける為、ルートの曲がり角では手を叩いたり、大声を上げたりしながら進んだ。 3合目、4合目、5合目と順調に歩を進めるが、コースが落ち葉で埋め尽くされている所などもあり、少々迷いながらも6合目、7合目と高度を稼ぐ。 7合目を過ぎると、ほどなくして滝入コースの合流する痩せ尾根に到着する。この辺りからの眼下は素晴らしい景色を見せてくれる。 8合目を過ぎると、長崎コースの合流点があり、ここで少し休憩する。それにしても、予想以上に長い登りで少々バテ気味だったが、最年少の僕としては弱音を吐く訳にもいかず、ポーカーフェースで頂上へと向かう。 最後の急登をあえぎながら登ると、目の前に岩峰の山頂が現れた。出発してから3時間30分強の登高だった。頂上付近の何とも素晴らしい岩峰群に一人感動する。眼下には絶壁が広がっており、身がすくむほどだった。 頂上は狭く10人ほどが休めるスペースしかない。既に7〜8人の登山者がいたので、僕らは避難小屋付近まで行って、昼食をとることにした。この避難小屋付近が最高点のようで、ガイドブックなどで金城山の標高が1380mとされているのは、どうもこの辺りを指しているようだ。しかし、この避難小屋付近は見晴らしが悪く、頂上というにはあまりにも似つかわしくない。それでかどうかは知らないが、頂上を表す道標は前述の岩峰上にあり、ここが1369mということのようだ。 まあ、僕としては、岩峰上の見晴らしが良い場所のほうが頂上らしくて好きだ。 皆で持参したおにぎりを頬張りながら、1時間ほどのんびりとくつろいだ。 |
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