2001年12月15日 作成
南アルプス 赤石岳 奥西河内 遡行
1978(S53)年8月2日〜7日
8月2日 川崎 19:00〜(車)〜静岡 20:00〜(車)〜椹(さわら)島 2:00 (幕営)
8月3日 雨天の為、終日、椹島にて停滞 (幕営)
8月4日 椹島 07:30〜奥西河内出合 〜下の廊下〜樺沢出合 (幕営)
8月5日 幕営地 07:30〜北沢出合〜上砂沢 10:00〜大滝 12:00〜伏流地点 15:00 (幕営)
8月6日 幕営地 07:00〜大倉尾根分岐 09:00〜赤石岳往復〜椹島〜赤石温泉 16:00 (泊)
8月7日 赤石温泉 09:00〜静岡 11:00〜川崎 16:00 (解散)
メンバー: 渡辺(CL)、山下(SL)、渡辺(和)、山田、山口
会費(交通費/食料費): \13,500/一人 ※山行計画書&報告書有り(写真なし)
 前回、赤石沢を遡行して以来、3年ぶりのアルプスでの沢遡行だ。この山行ではうっかりカメラを持参するのを忘れてしまい、当時の写真が残っていないのは、はなはだ残念でならない。

 初日に椹島まで入り意気込んでいたのだが、翌日は台風の影響であいにくの雨となり、終日停滞した。

 入山3日目は雨も上がったので入谷するが、雨の影響で沢の水量が多い。途中、ツルクビで200メートルほどの高巻きを強いられる。中の廊下では十数回もの徒渉を繰り返し、ウンザリさせられる。初日は樺沢出合付近で幕営する。

 入谷して2日目は朝から晴天だった。全員、体調も良く、順調に進む。途中、大滝のスケールの大きさに全員感動する。この大滝は高巻いて、伏流点にて幕営する。ここは辺り一面がお花畑で、気持ちの良いひとときを過ごし、みんなで満天の星を眺めながら就寝する。
 次の日は、大聖寺平経由で赤石岳ピークに登り、大倉尾根を下山する。この日は、椹島に幕営する予定であったが、赤石温泉ロッジに泊まることにし、成功の美酒に酔う。

 遡行を終え、沢自体は赤石沢ほどの醍醐味はないものの、奥西河内はクラシックな雰囲気が漂う沢で、奥深い南アルプスの自然を味わうにはもってこいの沢ではないかと思う。
奥西河内 ルート図
ご注意)1978年当時の情報をもとに作成しており、現況とは異なる
恐れがありますので、あくまで参考までに留めて下さい。
奥西河内ってどこにあるの?
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