2001年8月11日 作成
丹沢 主脈縦走
1975(S50)年2月
第1日目 渋沢〜(バス)〜大倉〜堀山〜花立〜塔ノ岳(1490m)〜丹沢山(1567m)〜蛭ヶ岳(1672m)〜姫次〜焼山〜焼山登山口〜(バス)〜橋本
メンバー: 山口(CL)、渡辺、中満、島野、尾形
思わぬ雪で悪戦苦闘
 塔ノ岳から北へ、丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、そして焼山に至る山稜を「主脈」と称している。丹沢山系の中でも代表的な尾根歩きのコースである。

 真冬の最中、僕たちはこの主脈を縦走することにした。ガイドブックなどでは1泊2日の健脚コースとして紹介されているが、僕たちは1日で走破する計画を立てた。

 メンバーは男性5名だ。万が一の為にツエルト(簡易テント)や非常食は持参しているものの、日帰りの予定なので荷物は軽い。予定通り軽快に進む。ただ、塔ノ岳近くまで来ると、前夜に降り積もった雪が見え始め、丹沢山付近では積雪20〜30cmほどにもなっていた。

 先行パーティーは誰もいない。終始、新雪に足跡を残しながら進んだ。細かなことは忘れてしまったが、下山途中で日没になり、ヘッドランプの明かりを頼りに焼山登山口まで下山したと思う。

 ここ丹沢には幾度となく通っているが、そのほとんどは水無川流域での沢登りであり、新雪に覆われた丹沢を縦走したのは、この山行が初めてであった。
丹沢山山頂にて
丹沢山にて小休止
丹沢ってどこにあるの?
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