2001年5月12日 作成
南アルプス 早川尾根
1973(S48)年9月20日〜23日
9月20日 曇りのち雨 立川発 21:50〜(電車)〜甲府 23:30/0:15〜(タクシー)〜広河原 01:55 (仮眠)
9月21日 曇りのち雨 起床 06:00 広河原発 07:35〜北沢登山小屋 11:10 幕営後、雨のため小屋に避難 15:00 消灯 20:00
9月22日 起床 06:15 北沢登山小屋発 10:15〜大樺沢出合 12:40〜(マイクロバス)〜甲府 14:15/15:35〜立川着 17:40
9月23日
メンバー: 山口(CL)、渡辺、半田、中満、黒川、竹内、真辺
会費(交通費/食料費): \3,600/一人 ※山行計画書&報告書有り
霧の中の北沢登山小屋
 9月の3日連休を利用して、南アルプスの早川尾根を縦走する計画をした。その日程の概要は以下の通りである。

初日 立川〜甲府〜広河原
2日目 広河原〜スーパー林道〜北沢登山小屋 (時間があれば甲斐駒ヶ岳をピストンアタック)
3日目 北沢登山小屋〜仙水峠〜アサヨ峰〜アカヌケの頭〜鳳凰小屋
4日目 鳳凰小屋〜燕頭山〜御座石鉱泉〜韮崎〜立川

 メンバーは会の若手7名である。初日は甲府からタクシーで広河原に入るが、途中で雨となる。広河原のバス待合所にて仮眠する。

 2日目の朝は雨は上がっているものの、今にも降り出しそうな天気だ。野呂川沿いにスーパー林道をひたすら歩き、今日の目的地である北沢登山小屋に到着する。小屋の上部の平坦な場所にテントを張るが、途中より雨となる。15時までテント内で我慢するが、床が水没状態となり、我慢しきれずに小屋に避難する。素泊まり700円とのことであったが、とてもテントに戻る気にはなれず、今日は全員小屋にご厄介となる。この時期ともなると宿泊客もまれで、この日は我々だけであった。

 この北沢登山小屋を訪れた時は、矢葺さんという方が小屋の番人をされておられた。夕方から夜遅くまで楽しい話を色々と聞かせて頂いた。

 3日目は、いよいよ早川尾根の縦走日であるが、あいにく朝から土砂降りの雨であった。とても縦走する気分にはなれず、また、天気が回復する兆しも無いため、皆で相談の結果、このまま下山することにする。ここまで来て残念な限りだが、天気には勝てない。

 ということで、悪天候の為、早川尾根の縦走は果たすことができなかったが、山小屋番人の方の色々な話を聞くことができて、大変有意義な一面もあった山行である。
北沢登山小屋番人の矢葺さんと
早川尾根ってどこにあるの?
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