北海道の旅(予告編)
2002年7月27日
 8月1日から14日までの2週間、一人、北海道を旅してきます。直前になっての計画でしたが、行きは茨城県大洗港から苫小牧までのフェリーのチケットがかろうじて確保できました。約19時間の寝台付きの船旅です。帰りは、同じルートのチケットが確保できず、仕方なく、室蘭から青森県八戸港まで8時間かけてフェリーで渡り、その後、東北道を650kmほど走って自宅に帰ってくる予定です。なお、北海道に行くのは今回が初めてです。

■旅の準備

 今回は道内11泊の旅ですが、旅行費用を抑える為、半分位は車中泊の予定です。快適?な車中泊にする為に、右の写真のように、車内に特製ベットをつくりました。といっても大したことはないのですが、助手席を倒して、そこに長さ150cm、幅40cmの平板を敷いて、その上に毛布を乗せただけなのですが、これが思った以上に快適で・・・。(爆)
 車内で睡眠中にプライバシーを確保する為に少し工夫を凝らしました。フロント&リアウインドウには良く売られているアルミ製のサンシェードを使い、サイドウインドウ用には不要になったカレンダーをウインドウの形に切り抜いて、カーテン代わりにすることにしました。あまり長持ちはしませんが、数回程度でしたら充分機能してくれると思います。
 車内でシェーバーやデジカメ用ニッケル水素電池が充電できるように、直流12Vから交流100Vを得るミニインバータ(定格出力60W)も購入して来ました。これはオートバックスで¥2980と、結構お得な買い物でした。瞬間最大出力(突入電力)100Wまで大丈夫で、手持ちのノートパソコン(80VA)も、電流容量としてはちょっと苦しいのですが、何とか充電できています。
 いざという時に車中からインターネットで宿の検索や電子メールが出来るように、携帯端末データ通信用ケーブル(SUNTAC U-Cable type D2)を購入してきました。(¥4100) 通信速度が9600bpsですので、ちょっと物足りないのですが、まあ、非常用なので、こんなもんでしょう。
 今回の旅では、ヒグマが生息する山域に入りますので、念のため、クマよけの鈴(直径約4cm)を持っていくことにしました。(EK-Ekcessories, Utah, USA製)

■日程

 気まぐれ旅行ですので、細かなスケジュールは立てていませんが、おおよそ下の地図で示したように、道内を反時計方向に一周しようと思っています。広い北海道ですので、とてもすべてを見ることはできませんが、まあ、欲張らずにのんびりと観光しようと思っています。なお、函館&奥尻など渡島半島は、日程の関係で今回訪れるのはあきらめました。

 今回の旅では、北海道の大自然を思う存分に満喫してきたいと思いますので、大きな街は訪れないかもしれません。下記のように、道中、山にも少し登る予定でいます。

8月5日 斜里岳(1547m、百名山)登山
※本当は知床連峰の羅臼岳(1661m)に登りたいのですが、いかんせん、ヒグマの生息密度が高い地域で今一自信がないので、とりあえず、もう少し内陸側の斜里岳を選定しました。何故、知床の山に登りたいかというと、一度は北方四島を眼下に見てみたい・・・、ただそれだけです。
予定コース:清岳荘〜旧道コース(2.5H)〜斜里岳〜新道コース(2H)〜清岳荘
8月9日 利尻岳(1719m、百名山)登山
※30年近く前から、一度は登ってみたいと思っている山で、願いが叶いそうです。天気が良いことをただただ祈るのみです。利尻島へは稚内からフェリーで渡りますが、車代が高いので、マイカーは稚内市内の駐車場に預けていく予定です。
予定コース:沓形5合目〜沓形コース(4H)〜利尻岳〜鴛泊コース(2.5H)〜利尻北麓野営場