北海道の旅(道中記) 2002年9月21日更新
8月11日(第11日目)
天塩中川町〜遠別町〜初山別村〜留萌〜雨竜町
走行距離:206km
天候:曇り時々晴れ、朝の気温:?
備考) *マークの画像はデジタルカメラで撮影したものであることを表します。
採集したアンモナイトの一種(メタプラセンチセラス)
※この虹色の輝きにすっかり「とりこ」になってしまった。
 6時に皆で朝食を取り、午前中は3人と2人のグループに別れて、それぞれ近くの沢で化石採集をする。正午で一応お開きとなるが、なかなか来られる場所ではないので、僕はもう一つの産地に友人の一人に案内してもらう。

 14時30分頃に採集も終了し、案内して頂いた友人と別れ、一人、中川町のポンピラ温泉で汗を流す。プールには入らなかったが、なかなか良い場所だった。

 1時間ほど温泉でくつろいだ後、北海道を南下ことにする。今日の到着地の目標はなかったが、あれこれ迷った末、一旦、日本海側に出ることにし、峠を越えて遠別町にでて、ここから海岸線を留萌まで南下することにした。

 途中、初山別の天文台とみさき台公園に立ち寄る。近くに温泉もあり、海沿いにバンガローもあったので、ここで一泊するのも良いなと思い、管理事務所を探したが、腹が立つほど案内板がわかりづらく、面倒くさくなって、結局は先に進むことにした。

 羽幌の町で早めの夕食をとる。食堂のテレビで天気予報を見ていると、明日の小樽方面の予報は曇りのち雨、朝のうちだけなら内陸側は晴れる可能性もあるようだ。層雲峡では雨に鳴かされたことだし、よし、明日の朝一番でもう一度大雪山に行ってみよう。そう心に決めた。

 食事を終え、車を発進させてすぐに、前を走っていたおばさんの運転する車が、何の予告もなく急にUターンを始め、ヒヤッとする。僕はクラクションを鳴らして思いっきり睨みつけてやったが、なに?ってな顔だった。だめだ、こりゃ。(爆)

 留萌の手前で日本海に沈む綺麗な夕陽を見た。留萌を通過するころには完全に闇夜となる。今日はどこまで行こうか迷ったが、明日の朝一で旭岳に向かうには、出来るだけ近くまで行っておきたい。少し無理をして、深川の手前の雨竜町にある、「道の駅田園の里うりゅう」まで走ることにする。

 20時頃に雨竜の道の駅に到着した。駐車している車は数台だった。今日で3回目の車中泊だ。北海道旅行も残すところ後2日のみだ。旅の終焉が近づくにつれ、寂しさがこみ上げてくる。今までの楽しかった旅の出来事を思い出しながら、21時30分に就寝する。
しょさんべつ天文台 *
初山別村のみさき台公園
留萌付近で見た日本海に沈む夕日
車中泊した道の駅田園の里うりゅう *
写真は翌朝に撮影したものです。
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