北海道の旅(道中記) 2002年8月18日更新
旅行中に気がついたこと
■洗濯物の処理
 今回の2週間の旅行では1週間分の着替えしか持っていきませんでしたので、どこかで洗濯をする必要がありました。当初はコインランドリーでの洗濯を考えていましたが、必要に迫られてからいざ探してみると、なかなか見つからないもので、まして、限られた旅行日数の中で昼間の時間をそれに当てるのは、はっきり言ってもったいないです。幸いにして、今回は旅館や車中泊の混在でしたので、溜まってくる洗濯物は、旅館に宿泊した時にこまめに手洗いで洗濯していました。寝る前に干しておけば、朝までにはかなり乾きます。仮に半乾きの衣類があった場合は、走行中、車の中に広げておけばその日のうちに充分乾きます。車での旅行でしたら、ハンガーや洗濯物を吊すヒモなども用意しておくと便利です。

■ラジオと照明
 僕の車は、ラジオを聞こうとして車のイグニッションスイッチを入れると、カーナビの電源も同時に入ってしまうタイプです。エンジンを止めてラジオを聞いていると、懇切丁寧に10分おきにバッテリー警告の表示が出ます。これが結構うっとうしかったです。携帯ラジオを持参しなかったことを悔やみました。あと、車中泊に備えて電池式の携帯型蛍光灯を持っていったのですが、これはインバータ方式なので、この蛍光灯から発せられる妨害電波で、事実上、AMラジオは聞くことができませんでした。こういうことはやってみないとなかなか予測できないもので、旅行の前に一度はシミュレーションすることが肝要なようです。

■車窓遮蔽用カーテン
 車中泊に備えて、車の前後のウィンドウには市販のサンシェードを、左右の窓には不要になった厚紙をウィンドウの形に切り抜いて持っていきました。特に厚紙を利用したカーテンはなかなか快調でした。但し、就寝中、車の窓の内側はかなりの水滴がつきますので、薄い紙では再度利用できなくなりますので、水滴がついても良いように、少し厚手の紙を使用する必要があります。

■特製ベッド
 助手席を倒しっぱなしにし、そこに体長ほどの平板を敷き、その上に毛布を置いた簡易ベッドを作っていた訳ですが、これはまずまずの寝心地でした。リクライニングシートだけではフラットになりにくいので、長時間の睡眠には不向きです。リクライニングシートでも、少し工夫すれば充分ねぐらとして使えることがわかりました。でも、長時間乗用車の中にいると気が滅入るので、お酒をガバッと飲んで寝るだけにしましょう。(爆)

■飲み物
 今回は大型のアイスボックスを持っていきました。この中に飲み物などを入れていた訳ですが、面倒だったので氷は使用しませんでした。日中の車内温度はかなり上昇しますが、氷の入ってないアイスボックスでも、その中は意外と低温状態のままであることに気がつきました。(当たり前ですよね。)カメラのフィルムもビニールにくるんでこの中に入れていました。車で旅行される方は是非持参されることをお勧めします。

■インバータ
 車のシガープラグ(直流12V)から交流100Vを得るインバータを持っていきましたが、これは大変重宝しました。主に、デジカメ用のニッケル水素電池とシェーバーの充電用に使っていました。なお、車のバッテリー保護の為、充電はエンジンがかかっている時に行いましょう。

■虫対策
 特に山などに入る人は、蚊、ブヨ、アブなどの虫が多いので、虫除けスプレーや虫さされの薬などの携行が必要です。但し、アブに対しては虫除けスプレーは効果がないようです。北海道のアブはもの凄くしつこいです。(爆)

■動物の飛び出し
 北海道の一般道は、一歩郊外に出れば、交通量も少なくて道も整備されているので、本能的に(僕だけかも?)スピードを出したくなります。高速道路を走っているような錯覚さえ受ける時もありますが、スピードの出し過ぎには注意しましょう。特に、郊外ではシカなどの動物の飛び出しがありますので、このことを忘れないことです。スピードを出す分、飛び出しへの回避の確率は下がります。シカなど大型動物への激突は深刻な結果を招きます。特に、二輪車の場合は自身の命にも関係しますので充分に注意しましょう。今回、僕も標津付近でシカを跳ねそうになりヒヤッとしました。
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